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ウララツールナビコラム ヒットの仕掛け

Vol.1 株式会社スリービー
21世紀の社歌『社歌21』

展示会ブースの施工や、事務局・セミナーの運営などを請け負っている株式会社スリービーが、面白い事業に取り組んでいる。それは、社歌の制作だ。従来の社歌は、社員皆が歌うことで団結力を図ることのできるインナー向けのツールだったが、スリービーの目指す社歌はそこに留まらない。企業広告とは違った角度から、宣伝ツールとして使える社歌作りを目指している。

イベントで“音”を体感してもらうことが、一番の宣伝

  • 社歌のススメ

    社歌のススメ パンフレット

  • 大手総合商社でも採用されているスリービーの社歌は、何といってもクオリティの高さが魅力となっている。サウンドを統括するディレクターは、井手次郎さん。実はこの方、オリコン10位を獲得したラップグループ「エイジアエンジニア」のメンバーとして、世界柔道の公式テーマソングや、アニメ「ワンピース」のエンディングテーマなどを手掛けてきた。スタジオもプロのミュージシャンが使用する場所で行うなど、音作りに妥協を許さない。社歌のイメージを映像化したPVの制作も、CMなどを手掛けるクリエイターがバックアップしている。

    だが、こうした社歌づくりも多くの企業に知ってもらわなければ、その魅力は伝わらない。そこで、商談のきっかけとなるのが、東京ビッグサイトで秋口に行われる「東京ビジネス・サミット」への出展。ここで、これまで手掛けてきた社歌を流すことで来客者の注意を引くことが一番の販促手段だ。実際に、このイベントでスリービーのブースに訪れたきっかけを、100人にアンケートで聞いたところ、82人が「音が気になった」ことを理由にあげた。社歌の持つヒキに誘い込まれることで、“音”が営業ツールやプロモーションとして価値あるものだと体感することができる仕組みだ。そこで、社歌の実用例や特徴をまとめたチラシを配布することで、そのメリットを伝え、導入へとつなげてきた。

    会社の理念やビジョンをもとに、井手さんが作詞作曲した社歌は、セミナーや採用説明会などでも使われ、好評を集めている。そんなスリービーの音づくりは、社歌だけにとどまらない。今年は、スキージャンプ葛西紀明選手の「Wonder jump ~神風喝采が飛ぶ~」を手掛けた。葛西選手は、ジャンプの前までその曲を聴き、ソチオリンピックでは、個人で銀メダル、団体で銅メダルを獲得。NHKのニュースでも葛西選手を支えた曲として取り上げられ、注目を集めた。

社歌はさまざまなシーンで活用できます

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    井手 次郎 さん

    スリービーの社歌は応援ソングでもあります。音楽にはモチベーションを上げる力がありますので、そこに各企業様が伝えたいメッセージを乗せることで、社員の方と理念やビジョンを共有することができますし、お客様に対しても社の魅力をPRすることができます。そのために私が直接ヒアリングして、それをもとに各企業様にピッタリな曲をご用意しています。

    社歌はさまざまなシーンで活用できます。スリービーが制作した社歌はカラオケに登録することもできるので、忘年会などで人気を集めているようです。展示会や入社式、会社の保留メッセージにも使われています。最近では、矢野顕子さんが伊勢丹の、布袋寅泰さんがローソンの社歌を手掛けているように、社歌が少しずつ話題になっています。社歌というと古いものをイメージされるかもしれませんが、その時代のスタンダートの音で作っていただきたいですね。いずれ社歌デミー賞なんかができるぐらいに盛り上がれば面白いと思います。

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株式会社 スリービー

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