うちには何もない!?それなら外国人観光客に人気の隠れスポットに学ぼう!

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インバウンド需要が伸びていき、多くの自治体・事業者が盛り上がっている中、なんだか取り残されているような気がして焦りを感じてしまってはいませんか?盛り上がっているところは昔からの観光地、うちには名物も観光資源もなんにもないと思っているのかもしれません。しかし、全く無理なことではありません。外国人観光客のニーズをきっちりとキャッチし、地元の観光資源をしっかりと掘り起こせば、チャンスはまだまだあります。
外国人観光客の集客に成功しているスポットを参考にしてみてはいかが?

外国人に人気のスポットってどんなところ?

外国人観光客がよく訪れる日本のスポットとはどんなところなのでしょうか。まずは東大寺(奈良)、伏見稲荷大社(京都)、三十三間堂(京都)、浅草寺(東京)といった、日本文化を感じられる寺社がいつも上位にランキングされます。やはり日本の文化を感じられる場所が人気なのはうなずけます。

他には、富士山(山梨・静岡)、屋久島(鹿児島)などの日本の自然豊かな場所も上位にランキングされています。日本の持つ四季の美しさや島国特有の自然美を楽しみに来る外国人観光客も多くいます。兼六園(石川)や栗林公園(香川)など日本庭園も人気ランキングに見られます。中には都会の中の自然が素晴らしいと新宿御苑(東京)を訪れる外国人観光客もいるようです。

外国人に人気のある意外なスポットとは?

先ほど挙げた観光スポットは日本人なら誰でも知っているような場所ばかり。やっぱりそういうところにばかりインバウンド需要があるのね、と諦めるのはまだ早い。近年では様々な理由によって、あまりメジャーではないスポットへと足を延ばす外国人が増えているのです。

例えば、北海道、JR函館線の朝里駅では、中国映画のロケ地となったことから話題になり、大勢の中国人観光客が訪れるようになりました。同じように佐賀県でも、タイのドラマのロケ地となったことでタイ人観光客の観光スポットとなっています。映画やドラマのロケ地、アニメにまつわる場所へ訪れる、いわゆる「聖地巡礼」は外国人にも人気のようです。

北海道のニセコでは雪がたくさん積もってウインターアクティビティが楽しめるということで、かつては欧米人が多く訪れていましたが、今では中国やタイ、インドネシアなど雪があまり降らない国の人々を誘致しています。自分の国では体験できないコトに需要があるわけですね。

外国人は外国人観光客にうんざりしている?

かつて有名な海外リゾート地では海外旅行なのに日本人ばかりに会うとよく言われていたものです。海外なのに日本人ばかりいて日本語が不自由なく使えるような旅はなんだか興ざめですよね。

それは日本を訪れる外国人観光客も同様です。せっかく日本の文化や風景を楽しみに来たのに、周りにこうも外国人ばかりだと、楽しみにしていた日本の景色がなんだか違うなと思ってしまうのも無理はありません。そのため、日本を訪れるのが2度目以降という外国人観光客には特に、有名な観光スポットよりも、ゆっくりと日本を満喫できる隠れ家的スポットが人気となっているのです。

「なにもない」を逆転の発想で変えてしまう

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「なにもない」と嘆いていても事態は何も好転しません。「なにもない」を逆転の発想で変えてしまうことが重要です。

北海道の十勝の特徴といえば、牧場と畑です。何もないといえばなにもありません。それを逆転の発想を使い、何もない草原に寝泊まりをするという「体験」を売ることで外国人観光客から人気を集めています。

日本各地の過疎化している町村でよく見られているのが、「星を見るツアー」です。過疎化の街で「なにもない」からこそ街灯も少なく、空気が澄んでいて、星が綺麗に見えるのです。

魅力度ランキング4年連続(2013~2016)で最下位の茨城県は近年の映画ロケ地になった作品数日本一。「茨城を丸ごとお貸しします」をキャッチフレーズにロケ誘致に積極的です。有名観光地がないからこそ様々なシーン撮影の手配がしやすいと考えられます。

 
 
日本人でも外国人でも、旅に求めるものは十人十色です。無理にモニュメントを作ったり多額の予算でイベントを行うよりも、まずは見逃していた地域の資源を発掘して知る人ぞ知る穴場の観光スポットを目指しましょう。訪問者のSNSからの口コミやブログ、ポータルサイトなどでの紹介をきっかけに、将来の人気スポットになるかもしれません。

制作実績 / 翻訳・外国人向け

  • 越前市観光ガイド制作

    越前市観光協会

  • 観光用タブロイド紙制作

    結のまち越前おおの

  • ブランディングブローシャー制作

    福井県広域誘客課