パンフレットの費用を抑えるカラーについての基礎知識

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パンフレットを制作する際、紙質やサイズ、枚数など様々な要素があって価格が決定します。中でもパンフレット作りで必ず避けて通れないのがカラーです。印刷物であれば、どんな形でもどんな紙質でもインクは何かしら必ず使うことになります。カラーの選択によって費用もクオリティも変化してきます。もしパンフレットの費用を抑えたいと考えるのであれば、カラーについての基礎知識があるととても役立ちます。

RGBとCMYKを間違えると料金UP

RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」の3色をベースとした基礎カラーことです。多くのパソコンのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されています。RGBカラーは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくという特徴があります。

CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」の3色を基本としています。これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり黒に近づきますが、完全な黒にはならないため、CMYの基礎色にK(ブラック)を加えてCMYKを構成します。市販されている多くのプリンタでCMYKのインクが使われています。

パンフレットの印刷はインクで行われるのでCMYKの色になります。が、RGBよりもCMYKのほうが表現できる色の領域が狭いため、印刷物のデータをRGBで作ってしまうとイメージした鮮やかな色がくすんでしまったり、異なるイメージの色になってしまいます。そのため、印刷業者の方でRGBをCMYKに変換する作業や色味を調整する手間が増え、価格に上乗せされてしまいます。

特色指定は本当に必要?

印刷の色の基本は前述したようにRGB、CMYの3色をベースとしてこれらの色を調整することで表現されます。しかし、特定の色を指定することも可能です。DIC(※)などの色見本から番号を指定して色味を再現するのです。特定の色を指定して再現してもらうことを特色と言います。

※DICグラフィックス株式会社というインクのメーカーの色見本帳

特色はコーポレートカラーなど企業のイメージに関わる大切なものについて使われる傾向が高いです。当然、特色を使用した方がイメージに近づいてくるのですが、その分費用はとても高くなります。どうしてもパンフレットに特色を使いたい場合、どこに使うのかしっかりと検討する必要があるでしょう。

モノクロという選択はありか

印刷のコストパフォーマンスが最も高いのは当然、モノクロ印刷です。価格重視でいくのであればモノクロ印刷という選択もありかもしれません。しかし、パンフレットとなると、モノクロページでは少し寂しい感じがします。

モノクロ印刷を活かすためには特色で1色もしくは2色だけ使用し、色を目立たせるデザインが考えられます。モノクロと特色の組み合わせ例として、サントリーのモルツのCMなどがイメージとして近いでしょう。全てのページに特色を使う仕様にしなければ、そのページの価格は下げてもらうよう交渉も可能です。モノクロ+特色はインパクトのあるパンフレットになりますが、色指定をしているため、それなりの費用は覚悟しておく必要があります。

コストパフォーマンスも手間もと考えるのであれば、特色は使わず、CMYKでデータを作って印刷会社に入稿することが労力も少なくベターな選択と言えるでしょう。

制作実績 / パンフレット

  • 地域PRパンフレット制作

    福井県観光営業部ブランド営業課

  • 観光パンフレット制作

    勝山市役所 商工観光部 観光政策課

  • 医療情報ハンドブック制作

    株式会社東京法規出版