介護・福祉パンフレットはユニバーサルデザインで読みやすく

介護・福祉パンフはユニバーサルデザイン
 

ここ何年かで新聞の文字のサイズが大きくなっていることにお気づきでしょうか? 高齢化の影響は印刷物の制作にも影響を与えています。とりわけ、介護・福祉といったターゲットの年齢層が高い業界は、パンフレットを作成するにあたり、読みやすさをより一層意識することが重要になっています。読みやすさとは、単純に文字のサイズを大きくすればいいというわけではありません。より多くの人に伝わりやすい情報になるように、ユニバーサルデザイン化する必要があります。

ユニバーサルデザインの基本は文字

高齢者はもちろんですが、老若男女誰でも読めるように配慮したデザインこそがユニバーサルデザインです。たとえば、老人ホームの施設案内パンフレットを作成するとしたら、実際に入居される高齢者はもちろんですが、お子さんやお孫さんといったご家族も読まれるわけです。だからこそ、どなたにでも使える普遍性をデザインで表現しなくてはいけないのです。そのためにまず気を付けなくてはいけないのは文字です。サイズはどれぐらいなら適切か、書体はどうするか、行間・文字間はどれぐらい余白を空ければいいのか、漢字はフリガナをつけるのか、ひらがなに開くのかといったルール決めをしましょう。視覚情報の多くは文字によって伝達されるので、きちんと調整をして流れるように読めるようにしましょう。

文字情報を活かすのは素材と色

文字がいくら適切でも、パンフレット全体のデザインがそれを潰してしまうこともあります。たとえば、写真やイラストといったビジュアル映えのする素材を適度に入れなければ、文字だらけになり情報が頭に入ってくるのに時間がかかってしまいます。そうした事態を防ぐためにも、内容に関連した写真やイラストを用意して、どの場所に配置すれば文章が読みやすくなるのかを検証してデザインを組んでいきます。また、色に関しても、組み合わせによっては見えづらくなる色もありますし、若者と高齢者とでは色の見え方が微妙に異なります。色覚障害者の方もいます。こうした問題を解決するためにカラーユニバーサルデザインで推奨されているわかりやすい配色・見やすい色をベースにデザインしていきますが、専門機構にチェックを依頼することでより確固たる検討が可能になります。

 
これからの時代、福祉・介護だけでなく、さまざまな業界でユニバーサルデザインの需要はますます増えていくでしょう。ただ、ひとつ気を付けていただきたいことはユニバーサルデザインを採用するということは「自分たちが好きなデザイン」ではなく、「読み手に優しいデザイン」です。そのため、ユニバーサルデザインを採用するなら、ご自身のこだわりよりも読み手への配慮を優先してもらうことになりますので、その点はご了承ください。

 

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