観光・旅行情報の取材・掲載で気を付けることは?

観光客を誘致するためには、ガイドブックや情報誌を配布したり、特設サイトを立ち上げたりしてプロモーションすることをおすすめします。市外、県外、または海外に向けて情報を発信することで、地域に目を向けてもらうことができるのです。こうしたコンテンツを作成する上で大切なのが掲載する施設とのやりとりです。一体どのようなことに気をつければいいのでしょうか?

観光地やお店への写真貸出し依頼は早めに!

160628_1
観光・旅行に関するコンテンツを作成する際の流れは以下のようになります。

1.写真を用意する

2.原稿を書く

3.デザインを組む

4.紹介記事を各施設に送り、校正していただく

5.お戻しいただいた校正内容を記事に反映する

 
流れはシンプルですが、いくつか注意しないといけないことがあります。写真です。撮影する場合は別ですが、予算の関係などから紹介する施設に掲載用の写真の貸出を依頼して作成することが多く、地方にはパソコンがない施設が珍しくありません。そのような施設に写真を送っていただく場合は、まずはこちらから企画書を郵送し、施設から写真を提供いただき、その写真をデータ化することになります。メールでは1日で終わることでも、遠方への郵送では、写真が手元に届くまで時間がかかってしまいます。

観光地のお店の方は非常にご多忙で、なかなか写真を送ってもらえないこともあります。特に連休などの繁忙期はお店に電話をして写真を依頼することはご迷惑になるので、なるべく避けたいところです。あまり忙しい時期にご連絡すると、掲載するガイドブックや情報誌自体の印象も悪くなってしまい、掲載を拒否されることもあります。

人気店の広報担当者や責任者は大変忙しく、お店にはたまにしか来られないという場合もあります。その場合は、お店の方に伝言をお願いして、企画書をFAXなどで送っておきますが、次に担当者がお店に来られたタイミングでしかお返事をもらえないので、この場合もかなり時間がかかります。

中には週に1度しか営業しないお店や閑散期は長期休暇するお店、営業時間が非常に短いお店も珍しくありません。このようなお店と連絡をとるにはどうしても時間がかかってしまいます。写真の貸し出しを依頼をする場合は、締切の期日に十分なゆとりがあるスケジュールを組みましょう。旅行者におすすめしたいお店があったのに、締切までの時間が少なすぎて、担当者がつかまらず、掲載を諦めたとなっては悔いが残ることでしょう。

欲しい写真のイメージは具体的に伝えましょう!

160628_2
施設の方に写真の送付を依頼するときには、掲載したい写真のイメージを具体的に伝えましょう。せっかく写真を送っていただいても、イメージと違うということで、再度写真を依頼することは避けなくてはいけません。

欲しい写真にこだわりがなく、本当にお店の人にお任せで良いのなら、その方が相手も楽なのですが、後でやっぱりイメージと違ったので、写真を撮り直してほしいと依頼することになれば、お店の方に二度手間をおかけすることになってしまいます。

例えば、植物園に植物の写真をお貸しいただきたいと思って、おすすめの写真を送ってくださいと依頼したら、地味な植物の写真が送られてきたとしましょう。地味だけど珍しい植物なので、おすすめということでしたが、植物の専門誌ではなく、一般の読者向けの雑誌に載せるので、やはりある程度の華やかさがある写真がほしいところです。しかしそんな事情は施設のご担当者は知らないのですから、やはり事前に華やかな写真がほしいと伝えるべきです。

このように少しでも求める写真のイメージがあるなら、事前に伝えましょう。言わなくてもわかるだろうという姿勢でいては、締切直前にイメージと違う写真が送られてきて、仕方なくそれを載せるという事態になりかねません。早めに写真のイメージを具体的に伝えることで、写真をお貸しくださる施設の方の負担も最小限で済み、気持ちよくご協力いただけます。理想の誌面作りの実現のためにぜひ心がけてください。また、基本的なことですが、以下のことにも注意しましょう。

・切抜きで写真を使いたい時は、お皿の端などが途中で切れておらずに全体が入った写真を送っていただく
・紙媒体の場合は写真の解像度は印刷に耐えられるものを送っていただく
・ぶれていないピントのあった写真を送っていただく

 

校正依頼で気を付けること

写真と原稿が用意できたら、デザインに落とし込み、その内容で掲載していいか各施設に確認を取ります。他のスポットの情報は写らないようにその施設の記事だけを切りとってお送りしましょう。郵送やFAXで送る場合は、拡大して極力見やすくするなどしてあげると親切ですが、そのサイズのまま掲載すると勘違いされることもあるので、原寸大・拡大版と併せてお送りするのをお勧めします。

校正依頼の際は修正箇所を書きこんでもらい、返事をもらうのですが、営業的な文章に直されたり、規定の文字数を超える文章に直されたりするのを防ぐため、あらかじめ中立の記事であり文字制限があることを伝えておきましょう。

担当者が忙しくて、不在が多い場合はどうしても確認に時間かかり、期限までにお戻しいただけないこともありますので、他の方に伝言をお願いするなど声掛けを忘れないようにしましょう。

お店や施設の情報を掲載するには多くの方の協力が必要不可欠です。しかし、それだけ多くの情報の詰まった観光ガイドは旅行者には大変ありがたい存在です。お店と旅行者の架け橋となり喜ばれる旅行誌を作るためにもしっかりと情報を共有しましょう。

 

旅行雑誌、観光パンフレット制作はウララコミュニケーションズ

制作実績 / 旅行・観光

  • 旅行ガイド誌制作

    株式会社昭文社

  • 大野市観光ポスター制作

    福井県大野市観光振興課

  • 旅行雑誌北陸特集制作

    株式会社交通新聞社