読まれる観光パンフレットを作るためには

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読まれる観光パンフレットの特徴

現在、「地方創生」を目的に多くの自治体が観光パンフレットを作成しています。もしかしたら「ウチもこれから作りたい!」と考えて、【観光パンフレット 作り方】などの検索ワードから このテキストを読まれている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、せっかく観光パンフレットを作っても、手に取ってもらえず大量に余らせてしまっている自治体があるのも事実。せっかく作るのだから、多くの人に手に取ってもらって、地域の魅力を伝え、訪れてもらいたいですよね。
多くの人に手に取ってもらえる観光パンフレットには、大きく次のような特徴があります。

  • 魅力がすでに多くの人に知られている土地を紹介している
  • 魅力のあるデザイン
  • 魅力のある企画

最初の1つは身もふたもありませんが事実です。東京・日本橋にある「ふるさと情報コーナー」という全国の自治体のパンフレット約2600種類を来訪者が無料で持ち帰れる施設での配布部数ランキング2015年度1位は4年連続で札幌市の「さっぽろ観光マップ」、2,3位は、金沢市の「金沢市観光マップ」と「金沢市観光ガイドブック」と、日本有数の人気観光地です。

となると大事になってくる残りの2つについてですが、「それってどちらも発注先の制作会社がやることじゃないの?」と思われるかもしれません。しかし、制作会社が良いデザイン・企画をするためには、発注時に情報を提供することがとても大事なのです。ここでは、「なるべく手に取ってもらえる観光パンフレットを発注する手順」をご説明します。

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観光パンフレットを発注する手順

1:予算とスケジュールを決める

観光パンフレットに限らず、予算とスケジュールはプロジェクトを進行する上での大前提ですね。これによってページ数をはじめ、できることの選択肢などさまざまなことが決まります。例えば、予算が潤沢でスケジュールが合えば、モデルに有名人を使うことができます。とある県が観光パンフレットのモデルに同県出身の人気アイドルクループをモデルに起用し、大きな話題を呼びました。

2:読者を決める

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ファミリー、友達同士、カップル、男性・女性、年齢層などなど…「どんな人にこの観光パンフレットを読んでほしいか」ターゲットを決めます。それによってデザインテイストや企画が変わってきます。「幅広い層に受ける」ということは、「無難」で、強い関心は引きつけづらいもの。その分写真やキャッチのインパクトが求められます。逆に、例えば「一人旅」などターゲットを特化すると、それ以外の関心は薄れますが、一人旅を考えている人を強くひきつけられます。

3:配布時期を決める

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雑誌や一般書籍同様、観光パンフレットで最も重要なページは表紙です。表紙によって道行く人の興味を引けるかが大きく変わります。そして、表紙を決めるのに配布時期はとても重要な要素の一つです。例えば6月に配布開始のパンフレットの表紙が満開の桜の写真だと、どんなに素敵な写真だとしてもあまり関心は引けません。旅行雑誌でも、発売時期の少し前の季節を取り上げるのが一般的です。通年で配布する場合には、季節感をあまり感じさせない写真(建物・風景など)が使用したり、複数の写真をレイアウトして四季をカバーしたりします。

4:配布方法・使用方法を決める

現地で配布して、観光している人に観光情報を提供したいのか、他地域で配って旅行先に選んでほしいのかなどによって、掲載内容やサイズが変わります。前者なら観光地で立ち寄りたいお店や穴場情報など、旅をより楽しくする情報を掲載します。サイズはA5サイズよりコンパクトなほうが旅行時に持ち歩くカバンにも収まりがよく、持ち歩きもしやすくなります。後者の場合は、目玉となる名所を含む観光コースを掲載したりして、実際に観光するイメージを喚起します。サイズはA5くらいまでなら問題ないでしょう。

上記4つがきちんと決まっているだけで、制作会社は企画やデザインのイメージがぐっとしやすくなり、良いアイデアが生まれやすくなります。上記を頭に入れてぜひ発注してみましょう。

 

地元密着とライターネットワークのウララコミュニケーションズ

制作実績 / 旅行・観光

  • 旅行ガイド誌制作

    株式会社昭文社

  • 観光案内パンフレット制作

    福井県観光営業部観光振興課

  • 観光パンフレット制作

    勝山市役所 商工観光部 観光政策課