パンフレットに絶対載せるべき5つの項目とその内容

パンフレット制作で力を入れる5つの項目

パンフレットは、商品を検討しているお客さん、自社に興味を持ってくれているお客さんにとって有用であるのはもちろんのこと、全く接点のなかった人がお客さんになるきっかけになることが求められます。

お店で売られている商品同様、パンフレットも価値が感じられないようなものは手に取ってもらうことはできません。お客さんに価値を伝えること、それがとても重要です。パンフレットでどんな価値を提供すれば手に取ってもらえるようになるのでしょうか。ここではパンフレットにおいて相手に価値をもたらす5つの項目についてご紹介します。

1. 商品、サービス

パンフレットで紹介する価値の中心にあるものは「商品やサービス」になります。当たり前ですが、これらを紹介し売上につなげることがパンフレットの重要な命題と言えます。

パンフレットによって商品・サービスの価値を伝える方法は、写真、文章、レイアウトの3つです。一般的に女性はイメージ(イラスト、色、写真、デザイン)に価値を見出しやすく、男性は文章(データ、紹介文)に価値を感じやすい傾向があります。両方とも素晴らしいことがベストですが、商品・サービスのターゲットが男女どちらかによって、どこを重視したパンフレットを制作したら良いかが見えてくるはずです。

2. プロフェッショナルな知識

特定の業界で一定の実績を挙げており、それで生計を立てているのであればそれは立派なプロです。パンフレットの読者はプロが持つ情報や知識に興味を持ち、驚嘆し、信頼度を高めます。プロフェッショナルならではの知識や情報をパンフレットに記載することで、商品の売り込みだけしかないものよりも、企業に対する信頼度が高くなるばかりでなく、読み物としても面白いと価値を感じてもらいやすくなります。プロの目線は他との差別化にもなりますので、相手を唸らすことが出来ればより個別な信頼度は高まります。

ただし、一方で読み手を唸らす知識を持っていたとしてもそれを文章として伝えることが出来なければ意味がありません。そのため、知識を表現する際にこと細かく説明するか、それとも要点をまとめて表現するかは内容によって検討する余地があります。

思いがある場合はどうしても細かく説明しがちです。ましてやプロであればなおさら詳細まで伝えたくなるものです。ただし、それを受け取る人や場面などが適さないケースの多々あり、そうした場合はまとめた情報が効果的なことも多いです。

3. 会社、開発者のストーリー

ドラマや映画、小説で扱われている共通するテーマは「誰かの人生」です。誰にスポットライトを当てて主人公にするのかという違いはあれど、人生を描くことでストーリーに価値を与えています。これはパンフレットも同様です。

創業者のストーリー、人気商品の開発秘話、営業担当者の思いなど、誰しもが人生というストーリーを持っています。ストーリーは読んだ人の共感を生みます。そして共感は購買につながります。パンフレットを読んだ方には、そこでしか知ることのできないストーリーに価値を感じることでしょう。

ただし、ストーリーも前項の知識と同様に、パンフレットがどういった目的を持ち、また配られる場面はどういった所なのかを考慮する必要があります。

4. 商品のネーミング

「名は体を表す」ということわざにもあるように、名前は与える印象を大きく左右します。例えば「七代目権兵衛商店」という名前を聞かされれば、老舗のイメージを持ちますし、「7th GON-BE」という名前を聞けば先進的なお店の印象を持ちます。「たい焼き」と言われれば比較的安価な商品のイメージになりますが、「鯛焼き」と書かれると高級魚の焼き魚のイメージになります。

ネーミングが企業や商品のイメージとマッチングしているかどうかで、お客さんが持つ価値の印象は大きく変化します。こうした裏話・秘話のようなものが相手の関心をより高めることになりますので、もしそうした話があるのであればパンフレットに積極的に掲載しましょう。

なお、もしそういった話がない場合でも、商品名は中々変えは効きませんが、サブタイトルやキャプションなど多少手を入れてみるのも面白いかもしれません。

5. 第三者の評価

自分で一生懸命「自分はいいやつだ」と宣っても、自画自賛のようにしか聞こえません。自社の商品を「いい商品です」と言うのも、「売りたいからでしょ」と利益のためなんじゃないかと思われてしまいます。

それが、善意の第三者が評価することで、利益とは関係ないところでオススメしているのだから本当の情報なのではないかと、一気に評価への信ぴょう性と信頼度が高まるのです。第三者の評価は、パンフレットを見るお客さんにとって価値の一つとなります。

「価値」とは相対的なもので、一方的に価値を提唱しても、受け取る側に伝わらなくては意味がありません。価値は伝わるように見せなければいけません。パンフレット制作を行う際には一つでも多くの価値が伝わるように工夫しましょう。

ただし注意したいのが、第三者の評価を匿名かつ数値自体も偽って表現してしまうとアピールがマイナスに働くことがあります。また昨今SNSなどで叩かれる素地になる危険性も高まります。そのため、掲載内容は必ず事実に基づいた表現を行い、過剰なもの、誤解を誘因してしまいそうな表現は避けましょう。

パンフレットの中身は「最後の一押し」

パンフレットの中身は開いて見てくれた方に対して、更に情報を訴えかける内容になります。そのため、ごちゃごちゃした内容でよく分からなかったといった、見せ方・表現方法で離脱されないようにしたいところです。

またWebで言えば多くのページを確認した方が成約の可能性が高いため、紙媒体としても似た傾向になるのではないかと考えられます。そのためたとえ会社概要などのテキストが中心のページだとしても寂しい造りにするのではなく、キチンと手をかけて作成するとより効果的なものになると思います。

弊社ウララコミュニケーションズでは上記のような内容での制作はもちろん、要点を明確にしたパンフレットリニューアルなども行なっておりますので、制作をお考えの方はお気軽にご連絡ください。

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