パンフレットのデザイン料金を下げる方法

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パンフレットを作成するときに気になるのは、質はもちろんのことですが、料金も大きな関心事です。ではその料金というのはどのように決まるのでしょうか?

当然ではあるのですが、デザインの世界にも市場原理が働いています。クライアントに数多くの大手企業を持つような花形デザイナーは料金が高いし、デザイン専門学校を出たばかりの実績のないデザイナーは安いのが普通です。どの業界でも共通ですが、需要と供給によって料金は決まるのです。

コストパフォーマンスのよいデザイン会社の探し方

では、予算以内で効果が高い、いわゆるコストパフォーマンスの良いデザイナーに頼むにはどうしたらいいのでしょうか?

答えは「実績豊富でワンストップで頼める制作会社」を探すことです。このワンストップというのは、パンフレットの制作機能をすべて持っていて、個別発注する必要がない会社のことです。パンフレットの制作工程を大きく分けると以下のようになります。

  1. 企画  読者の関心を惹起できる誌面にするためのアイデアを考える
  2. 編集(取材・執筆・撮影)企画を実際に形にする作業。ライティングや撮影のプロに依頼し、ブラッシュアップしていく
  3. デザイン  効果的な誌面レイアウトを作成
  4. 校正    原稿、色味などが間違っていないかを確認
  5. 印刷・納品 実際に印刷し、納品する

例えば、デザインだけしか行っていない会社だと、企画、編集、校正、印刷を外部に発注するため当然コスト高になります。セット価格などがあるように、グロスで全部を自社で行えれば、コスト安になるのが普通です。パンフレットの作成だけ考えれば、自社に制作機能がない広告代理店も全部を外注するので、コスト高になります。よってワンストップで制作可能な制作会社を探すのがコスト的には一番よい方法といえるでしょう。

フリーランスを活用する場合の注意点

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企業に頼まないパターンとして、フリーデザイナーに依頼する手もあります。フリーランスとして活躍しているので、コストを低く抑えられることが多いのは事実ですが、「自称デザイナー」というだけの実力のない方も多く、発注してみないと仕上がりがいいかどうか不明な場合が多いのは事実です。過去の実績を見たとしても、アートディレクターから指示を受けて作成していたり、本当に部分だけを担当しているだけだったりのものを実績として提出されるとなかなか実力を見抜くのは難しいものです。

また、病気等のアクシデントがあった場合に、個人ではリカバリーが効かないのが普通ですので、制作日程に余裕がない場合はリスクがあります。フリーランスに依頼する場合は、紹介等がある場合を除き、玉石混交だということを頭に入れて、慎重に発注先を見極める必要があります。

ディレクターやデザイナーが同じ空間にいる意味

以上のように、パンフレットの制作料金を下げる場合は、発注先選びが大切です。効果を考慮せず、費用を下げたいだけなら簡単ですが、成果を出すためには、実績があるワンストップ機能がある制作会社が一番といえます。編集者やデザイナーが同じ空間にいて、いい距離感でパンフレットについて話しあえる環境の有無は、品質の違いが出るのが普通です。ホームページ等で探し、相見積りをもらって比較するのも大切ですが、その際、実績や料金だけでなく、制作機能にも着目しましょう。コストパフォーマンスのよいパンフレットに仕上がる可能性が最も高いはずですから。

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