病院のパンフレット作成で留意したいデザインのポイントとは

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大企業に飲食店、農業者や公的機関など、様々な場所でパンフレットを見かけます。しかし、それぞれのジャンルでデザインの特徴が違うことにお気づきでしょうか?どんなにおしゃれなデザインであっても、業界が違えばかえって良くないイメージを与えてしまうことになるかもしれません。

もし、病院のパンフレットを作成するのであれば、他のパンフレットとはまた違うポイントに留意しておく必要があります。どのようなポイントに留意していけば良いのか、下記にまとめました。

表紙のイメージは信頼感をデザインに

パンフレットを実際に手に取るかどうか、最も大きな分水嶺になるのが表紙のデザインです。「人は見た目が9割」というベストセラーがありましたが、同じように「パンフレットも見た目(表紙)が9割」です。最初に目がいく表紙のデザインは最も大切にしたい部分ではないでしょうか。

どんなにおしゃれなデザインだったとしても、病院のパンフレットなのにパンチが効いていてロックな感じのデザインでは、落ち着かないイメージを持たれてしまいます。病院の主な目的は患者の病気を回復させること。セールスポイントは信頼感と安心感です。一見無難なデザインになってしまうかもしれませんが、この二つの要素をいかに表紙のデザインで表現できるかが大きなポイントになります。

患者が知りたいことをわかりやすくデザイン

次にパンフレットの内容です。商品で言えば、中身は商品の品質そのもの。どんなにパッケージが素晴らしくかっこいいものでも、中身が伴わなければ評判は下がってしまいます。パンフレットの中身は顧客のニーズに合わせるべきです。顧客が知りたいこと、顧客に伝えたい内容にフォーカスしましょう。病院でいう顧客とは患者が該当するでしょう。つまり患者さんが知りたいと思っている情報をしっかりと入れていく必要があります。

まずは、患者さんはどのような情報を求めているのかを考えましょう。最低限必要な情報として、病院へのアクセス、診療科目、診療時間は必要です。駐車場の有無や広さ、送迎バスなどあればそれも記載したい情報になります。

安心感・信頼感を表現するのであれば、担当する医師や看護師の情報を記載すると良いでしょう。医師や看護師については、経歴や専門分野だけでなく、人となりを知ることのできる情報もあると、病院をより身近に感じることができ、安心感を演出できます。どんな情報を掲載するのか、どのような色でどのようなレイアウトで表現するのかはまさにデザインの領域となります。患者さんが見てわかりやすく、かつ安心感を持てるデザインがポイントになるでしょう。

ホームページと連動しよう

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病院内や病院周辺などで掲示できる案内だけでは情報不足です。それを補うためのパンフレット作成になるのだと思うのですが、パンフレットも掲載スペースの限りはあるのでやっぱり情報不足になってしまいます。看板や紙媒体では伝えたいけれども伝えきれないときに、役立つのがホームページです。ホームページであれば、記載スペースに縛られることなく情報を掲示することができます。

パンフレット作成をするのであれば、情報発信力があり、利便性の高いホームページと連動させないのは非常にもったいないことです。ホームページはパンフレットに書ききれない情報を掲載できるというメリットだけではありません。デザインを統一することで病院のイメージを訴求し、ブランディング効果を高めることもできます。

予算次第ではありますが、パンフレットにQRコード(二次元バーコード)を利用し、ホームページへと誘導するのも一つの方法です。

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