社史・記念誌制作の企画に役立つ8つのポイント

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社史や記念誌編纂は会社にとっては一大プロジェクトです。これによって、今後の会社のプロモーションや採用活動に大きな影響が出ます。そんな社史・記念誌制作において、企画作りが大きな鍵を握っています。社史や記念誌を制作する際のポイントを8つご紹介します。

ポイント1:スケジュール

社史・記念誌を発刊する際に、まず考えなくてはいけないことがスケジュールです。いつからプロジェクトがスタートし、いつまでに完成させなくてはいけないのかを確認する必要があります。というのも、多くの場合社史や記念誌というものは会社の「創立◯周年」や「上場記念」など節目に合わせて行われることが多く、締め切りを守らなくては意味が薄れることになってしまうからです。

ポイント2:軸にする内容

社史・記念誌の軸にする内容は一体どんなものでしょうか?例えば、創業者の思いを中心に据えて特集するのか、それともこれまで展開してきた商品の変遷を辿るのかでも大きく内容が異なってきます。軸にする内容さえ決まれば、全体の流れも作りやすくなってくるでしょう。

ポイント3:制作する理由

社史・記念誌を制作するときに重要視したい項目に「制作する理由」が挙げられます。これはどんな内容を作るのか企画するためには欠かせない情報です。周年記念として作るのであれば、これまでのヒストリーは欠かせませんし、上場や世代交代を記念して作るものであれば、また違った企画が必要になるはずです。

ポイント4:予算

予算は社史・記念誌制作に大きな影響を与えます。例えば、周年記念事業全体として1000万円あるとして、そのうちの記念誌制作に充てられる予算はいくらなのかを具体的に知っておく必要があります。予算によってページ数や企画内容は大きく変化せざるを得ないからです。

ポイント5:編纂(へんさん)を行う場所

社史・記念誌制作は膨大な資料を集めることから始まります。こうした資料を保管する場所や、メンバー同士での打合せ、外注先との打合せなどを行う場所が必要になります。しっかりと社史・記念誌制作に集中できる場所を確保できるかどうかで進行度合いが変わっていくでしょう。

ポイント6:担当者や役割

社史・記念誌制作には多くの工程が必要になります。それをたった一人で行うことはかなり大変な作業です。多くの場合、社内の担当者がいて、デザインなど専門的な技術を持つ外注先というメンバーで進めていくことになるでしょう。このとき、誰が何をするべきなのか明確に役割分担をし、それをマネジメントする人が必要になります。

ポイント7:どのようにして進めるか

担当者や役割分担ができると、制作をどのようにして進めるかが重要になってきます。集まった資料の整理・管理の仕方や、取材は誰に対してどんな方法で行うかといった個別具体的なことがらです。担当ごとにプロセスが見える化できると良いでしょう。

ポイント8:分量

予算とも大きく関わってきますが、分量も重要なポイントです。予算によってページ数が決まり、ページ数によって原稿の量が決まり、原稿量によって写真の枚数が決まってきます。この分量を決めることが企画を進める上で欠かせないことになります。

これら8つのポイントを決めずに社史・記念誌の企画を進めていくと、途中で方向転換を余儀なくされたり、余計な労力がかかってしまったりします。そうすると、コスト的にもスケジュール的にも大きな浪費となります。そうならないためにもまずはこれら8つのポイントを押さえてから社史・記念誌の制作にとりかかってください。

 

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