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カタログで効果を出すためのポイントは?

味噌製造販売 商品カタログ
 
カタログを作ることはターゲットに商品やサービスの魅力が伝えて購入してもらうことが目的ですが、効果が出るカタログとは単にオシャレなデザインにすればいいのではなく、読み手にわかりやすい紙面にすることがポイントです。いくら商品の魅力アピールしても伝わらなければ購入の決め手にはなりません。

では、読み手にわかりやすいカタログのデザインとはどのようなものでしょうか? やはり主役である写真が埋もれることなく、目に入りやすくなっているかがポイントです。各ページ、複数の写真を配置することが多いので、レイアウトを整理して、テキストとのバランスを調整していくセンスが求められます。

写真は自前で撮った方が安上がりですが、クオリティの高さを示すためにプロのカメラマンに撮影してもらうことをおすすめします。特に食品などはシズル感(「臨場感」や瑞々しさなどの「おいしそうな感じ」)が出ているかが売上を大きく左右するので、読み手の購入意欲を誘えるレベルの写真を使用することが必須です。

テキストは、スペックなどの細かい情報を記載しなければなりませんが、それだけではパッと見て何が特徴なのかわかりづらいので、キャッチをつけることで「ウリ」となる情報を端的に打ち出しましょう。

大量の情報があふれる昨今、情報の選別に割ける時間はわずか数秒。この数秒以内で読み手の興味を引き、読み進めるステップに持っていかなければなりません。カタログで効果を出すための最初の一歩。ポイントを押さえてカタログ制作に挑みましょう。

写真のこと、テキストのこと。カタログ制作の相談はウララコミュニケーションズ

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カタログの効果は制作経験とイメージ戦略で決まる

お歳暮カタログ制作
 
効果的なカタログをスムーズに制作するためには、掲載する大量の情報を読みやすくまとめあげる情報処理能力が必要です。もちろんレイアウトのセンスや、手際の良さなども大事ですが、何といっても制作経験がものを言います。

カタログの制作は画像・文章共にパンフレットや会社案内よりも量が多くなるため、作業に手間がかかります。どうしても経験値が浅いと、作業に追われて基本的な部分に抜けや間違いが生じたり、見映えや伝わりやすさにまで目が届かないまま納品したりということが起こってしまいます。

雑誌編集も行っているウララは大量の情報をまとめ上げる作業をこなしてきているため、豊富な経験を基に、構成からカタログとしての読みやすさまで、きめ細やかな配慮が行き届いたカタログをスピーディーに作成することができます。

カタログ制作の経験が浅いと、あらゆる情報を詰め込んでゴチャゴチャと読みづらいカタログに仕上がることが多々あります。あくまでもカタログは商品やサービスの購入のきっかけとなるもので、そのすべてを解説するものではありません。延々と説明するのではなく、どうしたらその商品やサービスに興味を持ってもらえるのか、という観点から内容を決めていくことが非常に大切です。

商品を効果的に見せるためにはストーリー性を意識するのも良いかもしれません。たとえば最近の自動車のカタログは写真集のような構成で、車の疾走感を表現することで自分がカッコよく運転する姿をイメージさせて商品との心の距離を縮めるものもあります。

カタログ制作には、商品やサービスのイメージを十分に把握し、それに添った形でデザインする力が必要です。消費者はカタログを見てその商品やサービスが自分に合うものかどうかを判断します。特に最近は機能面では優劣が付きにくくなっているので、なおさらチラシや販促ツールのデザインが重要になってきています。実際にカタログの見せ方を変えただけで、売れ行きが変わってきたという事例もございます。雑誌社ウララでカタログの「再編集」、試してみませんか?

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カタログは写真が主役だからこそ用紙にこだわりを

味噌製造販売 商品カタログ
 
カタログに力を入れている会社では、自社製品全てを掲載したカタログと、製品毎の詳しい情報を掲載したカタログを別々に制作して、必要に応じて使い分けています。最初に顧客に渡すのは前者の総合的なカタログであり、この中からジャンル毎の詳しい情報を知りたいと言った場合には、後者の分野別のカタログを渡して、購入にむすびつけます。

どちらにしてもカタログの主役となるのは写真です。それもメインで売り出したい製品については、他の製品との差別化も兼ねて、いろいろな角度から撮った写真を複数載せることがあります。もちろん写真にこだわれば、それに伴い、紙質にもこだわる必要があります。 いかに優れたデザインのカタログでも、その質感や色合いを上手く表現できる紙でなければ、伝えたい製品の魅力が薄れてしまいます。

最近では、水を使用しないプリント方式で印刷されるカタログも多く見られます。インクのにじみを防ぐことが出来るので、細部まで明瞭な表現が出来るのが特徴です。このプリント方式を採用したカタログの制作は、納期を短く出来るという利点もあり、排水処理の工程がなく非常に効率が良いとされています。

また、高い質感を出すために表面に特殊加工を施すケースもあります。これは光沢のあるフィルムなどの素材を表面に貼り付ける手法で、テカテカに光を反射させる加工や艶を消す効果のある加工を施したりします。この表面的なコーティングでカタログに高級感が醸し出され、デザイン的にも優れた印刷物になります。

他にも、箔押し加工、浮き出し (エンボス) 加工、カッティング加工、金砂加工、ホログラム加工など、表現方法は様々。他社とは一線を画すカタログにしたいけどよくわからない。そんな時にはプロにご相談ください。ウララコミュニケーションズなら、取材経験豊富な記者が依頼者様の意図を汲み取り、最適なプランをご提案いたします。

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パンフレットとリーフレット、カタログの違い

介護サービス案内パンフレット
 
パンフレットとリーフレットとカタログというと同一視されがちですが、実際どういった違いがあるのでしょうか。どれも広い意味で告知・宣伝の役割を果たす印刷物のことで、その区別にはっきりとした定義はありませんが、強いて違いを挙げるなら以下のように分類されます。

  • パンフレット

    商品やサービスの紹介、施設案内、採用案内など幅広く用いられる複数ページの印刷物。UNESCO(ユネスコ)の定義では「表紙を除いて5ページから48ページまでのもの」となっています。

  • リーフレット

    両面に印刷された一枚の紙を複数回折り畳んで作成した印刷物。一般的には二つ折り、三つ折り、四つ折り、観音開きなどの形状で、パンフレットと違って、ホチキスで製本していないもの。

  • カタログ

    商品やサービスを一覧で紹介した目録・説明書となる冊子。パンフレットやリーフレットよりも販促的な要素が強く、メーカーのようにカタログを通した販売に力を入れている会社では100ページを超えるボリュームのものも作られている。

中のデザインについては、パンフレットが2ページでの見開きなのに対して、リーフレットは3ページや4ページでの見開きで制作されることもあるため、各ページのつながりが強く連続性のある構成が求められます。カタログは、その性質ゆえ商品画像を中心に構成されているのが特徴です。

もちろん、パンフレットやリーフレットにも写真は利用されているものの、全体的には文章が占めるウエイトが大きく、写真はその補足やデザインのワンポイントとして使われることが多いです。

こうした違いを理解した上で、自分たちが作りたいものが、パンフレットなのかリーフレットなのか、カタログなのか媒体選びのポイントになります。

媒体選びから相談のできるパンフレット制作はウララコミュニケーションズ

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パンフレットを見てもらうには興味をひくインパクトがカギ

インターネットトラブル啓蒙パンフ

 
せっかく作ったパンフレット、実際しっかりと読んでもらえていますか? 自信を持って「はい!」と言えないのなら、あなた自身がパンフレットに満足していないということ。展示会やイベントに間に合わせるために急ごしらえで制作した場合はともかく、それなりに制作期間を設け、念入りに打ち合わせをして、情報を精査して作ったのに満足できていないとなると、内容というよりデザインに問題があると言えるでしょう。見た目がイマイチだから、情報は充実しているのに読んでもらえていないという不安を持たれるのだと思います。人の顏と同じように。パンフレットのデザインにも特長がなければ印象に残りません。しっかりと読んでもらうためにパンフレットに興味を持ってもらう必要があり、そのためにデザインにインパクトをつけなくてはいけません。

パンフレットの表紙でインパクトを表現

インターネットで多くの情報が手に入るようになっても、印刷物であるパンフレットにはバーチャルメディアとは違う価値があります。

たとえば、インターネットトラブルについて広く啓発活動するパンフレットとホームページを作るとしましょう。ホームページの場合、インターネットトラブルについて調べようと、ユーザーが目的意識を持って検索をかけることで、そのサイトにたどりつきますが、パンフレットはそうではありません。それほど強い目的意識のないユーザーにも、市役所のラックや窓口に置いたり、街頭で直接渡したりすることでターゲットに直接届けることができるのです。

そう。直接届けられるからこそ、第一印象でそのパンフレットに興味が持ってもらえるか決まってしまうのです。

実際に目的意識のない状態でコンテンツを見てもらうためには、潜在的ニーズを呼び覚ます必要があります。それをどこで表現するかというと、パンフレットの顏となる表紙です。この表紙によって、パンフレットを手にした人は読もうか読むまいかを判断します。だからこそ、何のパンフレットなのか、タイトル・イラスト・写真・ロゴなどの要素を組み合わせて、目に留まって興味をひく表紙のデザインに仕上げることが重要になるわけです。

インパクトといっても派手で大胆なデザインにすればいいというわけではなく、シンプルでもいいのです。ただし、見た人が、中身が気になるような表紙であることが大切。何のパンフレットなのかハッキリとわかるようにしましょう。デザインのイメージは、伝えたい内容によって、楽しい感じにしたり、清潔感を出したりと内容に合わせて決めていきましょう。インパクトをつけるために、写真を大胆に使ったり、カラフルなデザインにしたりするのもいいでしょう。

キャッチコピーで読み手に訴えかける

デザインだけで読ませることもできますが、キャッチコピーを添えると、ターゲットとなる読み手により訴求することができます。広告のように、印象に残るキャッチコピーで興味をもってもらうのもありですが、練りに練った言葉でなくても感嘆符や疑問符を使ったメッセージを送ることでパンフレットを目にした人にインパクトを与えることはできます。
例として以下のような型があります。

  • ガンガンいこうぜ 型

    煽る、ポジティブな気持ちにさせて興味をひく

    • 今だけ○○!、××限定!
    • たった○○するだけで××できる!
    • ○○せずに××する方法!
    • ○○するための3つのポイント!
    • あの○○さんが絶賛!
  • あるある!それな! 型

    共感できる、「自分」へのメッセージと思わせて興味をひく

    • ○○でお悩みの方
    • 普段、○○していませんか?
    • ○○を××だと思っている方!
    • ○○をあきらめている方
    • いつか○○したいと思っている人へ
  • な、なんだってー!? 型

    すぐに答えの出ない疑問や予想外の事態で興味をひく

    • なぜ○○は××できたのか?
    • ○○な理由、ご存知ですか?
    • ○○が××という事実
    • あなたの○○、××ではありませんか?
    • ○○だけで安心ですか?

 
さきほどのインターネットトラブルのパンフレットであれば、「インターネットトラブルが急増しています!」というキャッチをつけて危機感を感じてもらうこともできます。今後、トラブルに合うかもしれない方へ向けたパンフレットだからこそこのようなキャッチにしましたが、逆に被害者に向けたパンフレットを制作するなら「インターネットトラブルの被害に遭ったことはありませんか?」というキャッチをつけると効果的でしょう。キャッチコピーを付ける場合は、誰に読んでもらいたいかを考えた上で最適な言葉を掲示しましょう。
 
「表紙」制作はお手の物。雑誌社が作るパンフレットはウララコミュニケーションズ

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売れるパンフレット作りはコンセプトで決まる

売れるコンセプトの作り方

ジェネリック医薬品パンフレット

コンセプトのないパンフレットは中身のない話をダラダラ続ける人と同じです。いくら積極的に話をしても、延々と伝わらない話をされては聞く方はうんざりです。伝えるべき人に、筋道を追って分かりやすく伝えることがコミュニケーション成功の模範例です。

パンフレット制作も同様に、誰に、何を、どのように、伝えるかを固めてから作り始めないと、制作側と発注側で完成図に対するズレが生じて制作が難航しかねません。

内容についても、万人向けのパンフレットを作りたいと思うのはわかりますが、誰に見てほしいのか、ターゲットを明確にした方が間違いなく訴求力は高くなります。また、たくさんの情報を伝えたいというのもわかるのですが、大量の情報を全部詰め込んでも、かえって読み手の読む気をなくすだけです。

コンセプトを固めるということは、絞り込みの作業でもあるわけです。余計な情報をそぎ落とすことで、本当に伝えるべきことをアピールできる洗練されたパンフレットになります。それによって、他社のパンフレットとの間に差別化が生まれ、「埋もれないパンフレット」が出来上がるわけです。

では、実際にコンセプトをしっかりきめ、進むべき方向を明確にし、完成への筋道をつけるための方法を見ていきましょう。

  • 誰に

    「誰」というのは、商品を買ってくれるであろう見込み客、すなわちターゲットのことです。よい商品を作って、良心的な価格をつければ売れるという時代ではないことは身を以て実感しているのではないでしょうか。

    まずはターゲットを決めなくてはいけません。ターゲットによって伝えるキャッチコピーや価値のポイントを変える必要があるからです。人の好みは十人十色。全員に反応してもらおうとして、ターゲットを絞らないメッセージを出しても、誰も反応してくれません。なぜなら、「自分へのメッセージではない」と思ってしまうからです。

    ターゲットを絞って、ターゲットに合わせたメッセージやキャッチコピーを発信することで初めてお客様に反応してもらうことが出来ます。

  • 何を

    「何」というのは単純にセールスポイントと考えてかまいません。そしてセールスポイントを決定する上で大事なのは、他との「差別化」です。世の中にある同種の商品のと比較して、あなたの商品とほかの商品に違いが無ければ、わざわざ「あなたの」商品を選んで買う理由はありません。

    例えば、価格や品質、珍しさ(稀少性)など商品そのものの魅力、また、商品そのものは他と変わらなくても、発送が早い、アフターサービスの充実、プレミアムなおまけ、購入特典などの販売手法上の差別化もあります。どうしても他との違いが分らない場合、知人や第三者に聞いてみるのも手です。先入観がある視点とは違う視点から、あなたの商品だけが誇れる魅力を見つけ出してくれるかもしれません。

  • どうやって

    「何を」「誰に」のコンセプトがしっかり決まっていれば、おのずと「どうやって」伝えるかが見えてくるはずです。地域や年齢、性別、ライフスタイルなどポイントはいくつかありますが、概ね当てはまる方法の1つは、機能や使い方ではなく、『その商品を買ったら、自分の生活がどのように豊かになるのか』を伝えることです。誰しもお金をドブに捨てたいとは思っていないでしょう。お金を支払う事と商品を買って得られるメリットを天秤にかけて、メリットの方がが大きいと判断されればおのずと結果が見えてくるはずです。

効果を上げるためにマーケティング理論

マーケティング理論

マーケティングとは何か、その問いにコトラーは「ニーズに応えて利益を上げる」ことと定義しました。そして、コトラーはマーケティング手順を5つのステップにまとめました。このステップに合わせてパンフレット作りを進めることで効果の高いものを作ることができるようになります。

まずは『調査』です。パンフレットを制作するにあたってお客さんのニーズや市場動向、ライバル企業について情報を集める必要があります。

情報が集まれば次に分析です。お客さんのセグメント、パンフレットを使って伝えたいターゲットの決定、そしてどのようにパンフレットを作っていくかの位置づけを決めていきます。

3段階目が『マーケティング・ミックス』と言われる手法です。パンフレットについて限定すれば、どこにパンフレットを設置し、誰に対してどのように使っていくのかという具体的な活用方法に該当するでしょう。

4段階目は『実施』で、これはパンフレットの制作が該当します。

最後は『管理』です。これはパンフレットが完成した後の管理方法などのシステムとなります。

また、近年のマーケティングはマーケティング3.0、つまり第三段階に入っているとコトラーは述べています。ソーシャルメディアを活用した拡散、評価、口コミを増やすことでパンフレットの効果を高めることができるのです。パンフレットの配布と合わせたソーシャルメディアの活用をぜひ検討してみるといいでしょう。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

 

作成で使える心理テクニック

心理テクニックパンフレットを作成するとき、心理テクニックを駆使することでより効果の高いものが作れるようになります。

「リスキーシフト」という心理効果はパンフレットに活用可能です。どれだけ多くの人がこの商品やサービスを活用しているのか、使うことはとても当たり前のことなのかを表現することで効果を与えることができます。

「認知的不協和」という心理効果は、今まで自分が行ってきた行動や信念に反するような新しい事実を突きつけられたとき、不快な感情を引き起こすというものです。話題を作る、人々の印象に残すために衝撃的なデザインやコピーなどを落とし込んだパンフレットを作成するという手法として使われます。

選択肢を意思決定する際に影響を与えるものとして、フレーミング効果と呼ばれる心理テクニックがあります。人は選択肢を選ぶときに、絶対的評価で選ぶのではなく、自分自身の基準との対比によって選択を行います。つまり、パンフレットの表現を変えれば選択してもらいやすくなるということです。

パンフレットに商品価格を表示する場合には、「アンカー効果」と呼ばれる心理効果を使って、見た人がこの商品がこんな値段で買えるのか、お得だと感じるような表現を心がけましょう。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

 

捨てられないパンフレットの作成方法

世の中にはあまりにたくさんのパンフレットが出回っているので、ありきたりのパンフレットでは手元に残していただけないので、パンフレットをとっておいてもらうには、捨てられない工夫をしなければなりません。

見る人にとって役に立つ情報が載っていれば手元に残しておいてもらえる可能性が高まります。旅行パンフレットなら観光地のMAPを載せるといった工夫がよく見られます。

また、印象にのこらないパンフレットは捨てられる可能性大です。おもいきってよくあるパンフレットとは違う形状にすることで、印象に残る捨てられないパンフレットになるかもしれません。

パンフレットに限らず、いいデザインのものを人はなかなか捨てられないものです。パンフレットをデザイン性の高いものにすれば捨てられない確率は高くなるでしょう。

デザインと似た要素で、豪華さというのも捨てられないための力になります。重厚なデザインやこった作りのパンフレットにすれば、捨てるのを躊躇させる効果が期待できます。

このように様々な工夫を施し、パンフレットを捨てられなければ、いつか次の機会が訪れるかもしれません。ありきたりのパンフレットではなく、捨てられないパンフレットを作る。その姿勢がネクストチャンスを生みだすのです。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

雑誌編集者にパンフレットのコンセプト相談ができるウララコミュニケーションズ

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パンフレット制作にプロの力でクオリティアップ!

人間ドックパンフレット
 

パンフレット制作の見積り。安易に安さだけで選ぶのは危険です。制作料金はページ数だけではなく、作業内容によって変わってきます。見積りに記載の作業領域の部分を必ずチェックしましょう。格安を売りにしている制作会社に依頼する場合、制作に必要な構成案、画像や写真、文章を依頼者が用意することがほとんどで、かなりの手間を要する部分です。この部分をコストカットしているので格安をうたうことができるのです。

内容のわかりにくい構成、パッとしない写真、何が言いたいのか分からない文章。せっかくお金をかけてパンフレットを作るのですから、安物買いの銭失いにはしたくありません。パンフレットのクオリティを上げるためにプロの手を借りるのも一つの手です。雑誌社であるウララコミュニケーションズなら、雑誌社ならではのネットワークで各専門のプロの力でサポート可能です。

  • 編集者による企画・構成

    どのページにどんな内容が入るかを記した「台割」と各ページの設計図となる「ラフ」をご用意します。

  • カメラマンによる写真撮影

    人物、動物、静物、風景など、被写体の魅力を引き出す撮影を致します。

  • ライターによるライティング(文章作成)

    様々な取材経験を活かし、お客様の意図をくみ取った文章を書下ろし致します。

これらのオプションを全てつけていただければ、より完成度の高いパンフレットが仕上がりますが、ご予算の関係で難しいこともあると思います。その場合、

  • ラフは自分でやるので台割だけお願いする
  • 専門のプロではなくカメラマン経験者が撮影をする
  • 文章は一から書下ろしではなく、お手持ちの資料をリライト(再編集)する

などの方法でオプションの価格を節約することもできます。

また、オプションでイラストやイメージ画像を用意したり、モデルを起用することも可能です。袋とじや飛び出す絵本など「こんなことできる?」と、ご要望があればお気軽にお伝えください。

奇抜なパンフレット制作ならウララコミュニケーションズ

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パンフレットの用紙、「コート110kg」って何?

旅行会社向けPRパンフレット

パンフレットの制作において、意外と失敗してしまうのが用紙です。デザインや内容に意識がいってしまうのはもちろんですが、用紙を適当に選んでしまうと、イメージとは違うカタチで仕上がってしまうかもしれません。ここではその用紙に関してご説明いたします。紙の質や種類についてご理解を深めることに繋がれば幸いです。

紙の種類

印刷会社によって取り揃えている紙質は違ってきますが、基本的にはコート紙、マットコート紙、上質紙と呼ばれる紙のいずれかで制作をします。

  • 上質紙

    上質紙とは模造紙のように、光沢もマットな質感もない一般的な紙です。発色こそやや暗めですが、紙にコシがあり、手触りがしっかりとしています。表面がなめらかなでさらさらしているので、紙面にボールペンで書き込みをするのにも適しています。

  • マットコート紙(半光沢紙)

    マットコート紙とはコート紙よりはツヤが少なく、上質紙よりはツヤがある紙のことです。光の反射が抑えられるので、文字が読みやすくなります。色味が落ち着いているため、ナチュラルなデザインのものにおすすめです。よくマットな質感とか言われることが多いです。

  • コート紙

    コート紙とは表面がテカテカで、つるつるした手触りの紙です。写真やイラストがきれいに映るので、素材を引き出しやすい紙です。またカラフルなデザインのものにもおすすめの紙です。

紙の厚さ

紙の厚みは90kg、110kg、135kgの3種類が一般的です。
90kg、110kgなどの重さは、印刷用紙を原紙(裁断前の紙)サイズで1,000枚(=1連)積んだときの重さです。

紙の厚さを何故重さで表すのか。
種類の分からない新品の紙の束があったとして、種類を見分けるために1枚0.何ミリの厚さをはかるよりもまとめて重さをはかる方が遥かに簡単だからです。

  • 90kg

    90kgは折り込みチラシよりやや厚めで、一般的なA4チラシやチケットなどに使われる厚さです。軽やかな印象を与えられます。

  • 110kg

    110kgはある程度しっかりした厚みがあり、ポスターやパンフレットとしては標準的な厚さです。裏が白でも裏写りはほどんど見えません。

  • 135kg

    135kgは1枚の用紙に重みが出るので、会社案内のように高級感を感じさせるものやカレンダーのように耐久性を求められる印刷物に使用されます。

原紙とは

紙の厚さを表す重さは原紙1,000枚の重さですが、原紙とはなんでしょうか。以下をご確認ください。

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原紙に印刷すると以下のような感じになります。
印刷時に紙がズレたりしても大丈夫なように余裕を取っているのですね。genshi02

トンボに沿って断ち切ります。genshi03

断ち切った後のサイズが一般的なB5やA4などの規格サイズなんですね。
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この、原紙1,000枚で110kgになる厚さの、光沢のあるコート紙を「コート110kg」ということになります。

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パンフレットを手に取った人にどのような印象を持ってもらいたいかを決めて、紙質と重みを組み合わせます。基本的には、弊社から提案させていただきますが、ご指定いただくことも可能です。

ウララコミュニケーションズでは手触りや質感なども考慮しパンフレット制作を行っております。業種やタイプによっても印象はガラッと変わるため、紙質や特徴を踏まえた制作をお考えの方はぜひご連絡ください。

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パンフレット・カタログ制作

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パンフレットの表紙にはコンセプトに合ったキーカラーを!

資格講座パンフレット表紙

パンフレットは使用目的も内容も様々ですが、いずれにしても多くの人に見てもらわなければならず、まずは手に取ってみたいと思えるような表紙にすることが欠かせません。

その表紙を作る上で、最初に決めなくてはならないことはコンセプト。「誰に、何を、どう、伝えたいか」を明確にすることでパンフレットの訴求力が向上します。

コンセプトを決めずに「何となく」で表紙を制作しても、そこから何のメッセージも伝わってこないだけではなく、内容との間にズレが生じて、何が言いたいのかわからないパンフレットになりかねません。表紙はまさにパンフレットの顔なのです。ここで気を引きつけないと中を見てもらえないので、端的に何について書かれているパンフレットかわかるように、タイトルやキャッチをつけることもおすすめします。

イラストや写真を配置するとグッと華やかになりますが、素材は無限にあるので、コンセプトが決まっていないと「あれも違う」「これも違う」となって作業が難航しますので、注意が必要です。

そして、一番大事なのはコンセプトに合ったキーカラーの選択です。コーポレーションカラーがあれば、それを基調にするのが一般的ですが、特にこだわりがなければこちらから提案します。
色彩心理学では以下のようにいわれています。

  • :清潔、純粋、さわやか
  • :神秘的、高級、上品
  • :情動、行動力、華やか
  • :やすらぎ、平和、安全
  • :信頼、誠実、冷静

このように、キーカラーによって印象はガラリと変わるので、どのようなパンフレットにしたいかで表紙のカラーも自ずと変わってきます。パンフレット制作をされる際には「ニーズに合った色」を意識しましょう。さらに一歩踏み込んで、同業他社の色もチェックしてみましょう。同じ業界だとどうしても似た色になりがちなので、あえて他社と違う色を使うのも個性を引き立てる技になるかもしれません。

パンフレットの表紙作りに悩んだらウララコミュニケーションズへ

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制作事例 / パンフレット

  • 報告書パンフレット制作

    BOD 三優監査法人

  • 法人向け通販事業サービスパンフレット制作

    株式会社 千趣会

  • 福井県勝山市移住定住パンフレット制作

    勝山市 商工観光部ふるさと創生・移住課

パンフレット制作を納期に間に合わせるための小技

メタボ啓発パンフレット
 
パンフレットの作成は、文章や画像を用意してデザインに落とし込んだら完成というわけではありません。入稿用のデータを準備して、印刷をしてパンフレットを納品した時点で完成となります。制作依頼から納品までどれぐらいの時間が掛かるのか、納期に間に合うのか注意する必要があります。

スケジュールに関しては、弊社から提案をさせていただきますが、基本的に弊社は土・日・祝日が休業となっておりますので、ご了承ください。同様に印刷会社にも休業日があるので、金曜日に入稿すると、土・日が休みとなり、作業は月曜からとなります。

つまり、データを入稿する曜日によってパンフレットの納品にお時間を頂きます。もちろん、土曜日を営業日としている印刷会社もありますので、納期を急ぐのであれば依頼する印刷会社も変えていきます。

また、入稿の時間によっては作業が翌日からになる可能性があります。
希望する納期に間に合わせるためには、紙面チェックなどのスケジュールの時間をしっかり守ることが重要です。そこがずれてくると、納期が伸びてしまいかねないのでご注意ください。

納品日に対して入稿が早いほど早割が適用されて印刷料金も格安になります。日程に余裕を持って作業していくことが制作費節約になり、パンフレットの品質向上にもつながります。

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