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ランディングページはプレゼンテーションである

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ランディングページとは、バナーやリスティング広告などからリンクした先にある、問い合わせや資料請求・購入を促す独立したページです。ページ移動のあるホームページとは違って1ページで完結するので縦に長くなる傾向があり、クリックではなくスクロールをするたびに新たな情報が示される設計になります。商品やサービスの魅力を紹介からクロージングまでもっていけるメリットがありますが、顧客の興味を惹けなければ途中で離脱されてしまいます。なので、伝えたいことをただ伝えるのではなく、プレゼンテーションのように、相手の反応を先読みし、流れを意識した構成を立てていきましょう。何らかの課題・要望を持っている人に対し、その商品やサービスを相手が魅力的に感じられるような提案をし、契約を促すといった点は同じです。

ランディングページは結論を先に出そう

プレゼンテーションで失敗に陥りやすい例として、最後まで聞かないと結論が分からないものがあります。結論を先に持っていくことで、顧客になぜその提案に至ったのかと興味を惹き、説明に耳を傾けてもらうのです。ただ、結論がいくら魅力的であっても、その後の説明に現実感がないと購入には至らないでしょう。現実感を出すためには、現状に照らし合わせた問題提起をし、具体的なデータを交えながらその提案を採用した場合どうなるのか(顧客にとってのメリットがあるか)を提示することが重要になります。

ランディングページも同様に、何が言いたいのかを最初に伝えるようにしましょう。プレゼンは途中で席を抜けることはありませんが、ネットでは興味がなければ即離脱です。そして、ユーザーの抱えている課題などを例示し、それが解決できる商品やサービスであることを数字や実績などを交えて具体的に伝えていきましょう。そうすることで、その商品やサービスを取り入れた際のメリットが早い段階で示せるわけです。

伝わりやすいデザインを心がけよう

プレゼンテーションの場合は、パワーポイントの資料で視覚的に情報を伝えていきます。説明に説得力が生まれるように見せたいものですが、伝えたいことが絞り切れずに文字だらけの画面、読むことに一生懸命でお経のような説明では参加者の頭には何も残らないプレゼンテーションになってしまいます。参加者に内容を届けるためにも、一つのスライドに対して一つのメッセージに内容を絞り込むことで、ぐっとシンプルに訴求力を高めることができます。

ランディングページでも文字の詰め込みはできるだけ避け、一つのエリアに対して一つのメッセージを発信しましょう。ユーザーは興味がなければすぐに離脱してしまうので、いかに短い文章でアピールできるか、コピーライティングが重要です。ランディングページも一つのページの中に様々な要素が含まれていますが、しっかりとカテゴリー分けをして、このエリアにはこういった内容が、こっちのエリアにはこんな内容が書かれているのだなとわかるようになっているのがベストです。とはいえ、わかりやすいシンプルな構成だけでは見る人を惹きつけられません。パワーポイントの資料でも配色やフォントを工夫して体裁を整えるように、ランディングページでもクオリティの高いデザインを施すことによって、ユーザーに魅力的な情報が載っていそうなページだなと引き込めるようにしましょう。

 

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成功するランディングページには「ストーリー」がある。

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ランディングページを成功させるためには、商品やサービスの特徴をただアピールするだけではなく、ストーリー性のある展開でユーザーを引き込めないといけません。ランディングページとはウェブ上における営業活動ですから、そこで紹介されている商品やサービスに対して、本当に価値あるものなのかユーザーは吟味しています。購入や契約に結び付けるためには、スクロールすればするほどそうした警戒心を解き、商品やサービスに好意的な感想を抱いてもらうことが必要になってきます。そのための手段がランディングページのストーリー化。売り込みをするというよりも、ユーザーが主体的に読み進められるように意識して作ることです。

小説などでは「起承転結」という構成が重宝されていますが、ランディングページのような広告の世界ではAIDMA(アイドマ)の法則を意識するといいでしょう。AIDMAとはAttention(注意)・Interest(興味)・Desire(欲求)・Memory(記憶)・Action(行動)という5つのフレーズの頭文字から取った言葉で、消費者があるモノを知ってから購入に至るまでの行動プロセスのことです。これをランディングページで採用する場合、それぞれの段階を意識したスペースを順番に設けてみてはいかがでしょうか。
 

ランディングページにAIDMAをあてはめてみる。

Attention(注意)

検索エンジンやバナー、リンクなどからランディングページに誘導できても、ファーストビューを見てそこに載っている情報が自分にとって必要ないものであれば、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。離脱を防ぐには、ランディングページを開いた瞬間に、ユーザーにとって価値ある情報を発信していることを理解してもらう必要があります。そのためには、印象的なデザインの中でダイレクトに伝えたいことを伝え、ユーザーの潜在的ニーズを作り出し、顕在的ニーズを刺激するコピーを打ち出しましょう。テレアポや飛び込み営業においてまず話を聞いてもらえるかどうかが重要であるかのように、ランディングページではファーストビューで注意を引けるかどうかが大切なのです。

Interest(興味)

ファーストビューからスクロールしてくれたユーザーは、紹介している商品・サービスが一体どんなものなのか多少なりとも興味を持ち始めています。期待外れだったと思われないように、その商品やサービスがいかに優れているかを発信していきましょう。ユーザーは興味を持ち始めたと言っても、本当に良いものなのか疑って見ていますので、安易に誇張した表現に逃げず、商品のポイントやサービスのメリットを具体的な根拠を示しながら簡潔に伝えていきましょう。

Desire(欲求)

興味を持ってもらえたら、次のステップとしてすべきことは、ユーザーに「この商品が欲しい」「このサービスは自分に必要だ」と感じてもらうことです。そのためには、その商品やサービスがユーザーに何をもたらすのか理解してもらう必要があります。健康食品の販売ならどのような不調を改善できるのか、痩身のサービスならBefore-Afterの写真を配置してどのように痩せたのかを見せるといいでしょう。

Memory(記憶)

印刷物の広告などでは、実際に店舗に行って購入するまでタイムラグがあるので、記憶してもらう仕掛けが重要視されています。ランディングページは即行動に移してもらうことが大事なので、あえてこの段階を設けないで作ることもありますが、一旦離脱してもやっぱり欲しくなるということもあります。そのためには、やはり記憶してもらうことが大事なのです。とはいえ、期限が空くと興味関心は薄れたり、忘れたりします。そのためスタッフからの言葉やお客様の声などを掲載するのもいいでしょう。改めて前のプロセスでも伝えている情報を動画で、再度お伝えすることでより記憶に残りやすくなります。

Action(行動)

ここまで読み進めてくれたユーザーの背中を押すために、最後のひと押しをしましょう。ユーザーが迷いなく申し込みや購買行動を取れるよう背中をおす一言を書きます。なぜ「今」買わないといけないのか動機付けをするために、期間内に申し込みをしてくれた場合はサンプルをプレゼントしたり、割引したりといった限定キャンペーンを打ち出し、コンバージョンに繋げていきましょう。購入・導入はもちろん、問い合わせやメルマガ登録、資料請求、SNSのフォローボタンなどを用意してユーザーを囲い込みましょう。

ランディングページは営業スタッフによるセールストークと同じ役割を担っています。相手のことを考えず一方的にセールストークを喋っても、相手の記憶にはちっとも残らず契約に至ることは少ないでしょう。何をアピールしたいのかと平行してユーザーがそのアピールをどう思うか考えながらストーリーを設計しましょう。

 

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売れるランディングページのファーストビューとは

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Webを通して商品やサービスを売るための施策として重要視されるのが特設のランディングページです。バナーやリンクをクリックした際、最初に表示されるページとして、コーポレーションサイトやECサイトよりも先に目にすることになるので、ランディングページのデザインはダイレクトに情報が伝わるように作らなければなりません。つまり、ファーストビューの時点で何を言いたいのかわからないランディングページでは、商品やサービスを売ることができないのです。エステならエステ、健康食品なら健康食品と見た瞬間にユーザーが理解できなければ、さまざまな情報が溢れているウェブの世界では勝ち残っていけません。

ファーストビューのポイントはコピーと画像にあり

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ファーストビューに必要なのは、消費者心理を突いたコピーライティングと魅力的な商品写真又はサービスのイメージ画像です。何を売りたいのか、どんな特徴があるのか伝わらなければ、ユーザーは「もっと知りたい!」とサイトをスクロールしません。

コピーというとセンスが問われるように思われますが、重要なのはウェブマーケティングの心理をしっかりと押さえているのかどうかです。お得感をあおるのか、実績をプッシュするのか、ユーザーがそのコピーを見た時にどのような印象を受けるのか、社内の第三者も交えて検証しながら複数案の中から決めていきましょう。売りたい思いが出過ぎた言い回しになると信頼感が得られないので、しっかり根拠を示すことが大切です。とはいえ、長いコピーでは、頭に入って来ません。数字を示して瞬時に根拠を示しましょう。

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このようなヒキになる数字をコピーに組み込む場合は、まずはそこに目が行くように他の文字要素とはメリハリをつけるようにします。フォントを大きくし、色を変えたりすることでより注視度はアップするでしょう。

当然、コピー以外にも文字要素は入ってきます。ランディングページは自由度が高いページといえますが、ユーザーの興味・関心を引くために、ファーストビューでは、なるべく文字を「読ませる」のではなく「見せる」ように心掛けましょう。飾りを付けるなどのデザイン処理を施せば、ただの文字情報もおしゃれに見せることができます。

売りたい商品やサービスのことをまったく知らない人がランディングページを見たときに、興味・関心を持つかどうかはビジュアルにかかっているといえます。商品の場合、基本的にキリヌキして大きく配置したり角度をつけたりすることでインパクトが出ます。サービスの場合は、実際にサービスを提供している写真・サービスを受けている写真がなければ、イメージ画像を使用しましょう。写真ではなく、イラストやCGでもいいので、サービス内容を想起させるものを選択します。ランディングページのファーストビューはビジュアル勝負なので、撮影するにせよ、購入するにせよ、クオリティの高いものを用意しましょう。

ファーストビューのデザインは色の心理効果に着目

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コピーや画像素材を生かすも殺すもデザイン次第です。全体のバランスはもちろん重要ですが、目に入る色についてもこだわりたいところです。どの色をベースにするかは、商品やサービスのイメージによるところも大きいでしょうが、ユーザーがその色をどうとらえるかも気にかけましょう。

:行動促進、購買意欲を高められる色ですが、その押しの強さが逆に圧迫感を与えてしまうこともあります。
:信頼・誠実を感じさせる知的で真面目な色ですが、淡白で冷たい印象をもたれてしまうこともあります。
:明るい色なのでにぎやかさを演出できる色ですが、それゆえチープな印象をもたれてしまうこともあります。
:自然・安全を感じさせるリラックス効果の高い癒しの色ですが、それゆえに主張に欠けるところもあります。
:爽やかで清潔感があるため文字や画像を目立たせやすい色ですが、シンプルゆえに無機質にもなりやすいです。
:モダンで格調高い演出ができる色ですが、その分親近感が得られにくいのでターゲットを限定してしまいます。

このように色にはプラスとマイナスの特徴があります。商品やサービスに合う色をキーカラーとして採用しつつ、マイナス要素を薄れさせられるように、キャッチコピーや画像のデザインを工夫したり、他の色を組み合わせたりして、的確にユーザーに訴えかけられるランディングページを制作しましょう。

 

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