パンフレット制作 ウララコミュニケーションズ

プロが教える会社案内の作り方

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広報ツールの中の位置づけ

会社案内にはCSRレポート、IRツール、入社案内などが含まれる

会社案内はIRツール、CSRレポート、入社案内、商品パンフレットなど数多くの広報ツールの中でも最も重要なツールとされています。これは、会社案内が企業を知る上で入口となるツールであるということに加え、企業の全体像を1冊でほぼ把握できるものだからです。それゆえ企業はブランディングの上で特に注力し、さまざまなアイデアを凝らして会社案内を作成しているのです。

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会社案内の役割

会社案内の役割

  1. 企業との最初の接点となるツールで広報ツールの最上位
  2. 会社の概要を1冊で伝えることができる
  3. 営業ツールにもなる

すべての広報ツールの基軸であるため、会社案内はブランディングを常に意識して作られます。会社の理念を根幹に、どんな会社でどのような事業を行い、どういう未来を考えているかをビジュアルやデザインの力を借りてメッセージしていくものになります。いわば企業の顔ともいえるツールです。当然、企業の概要が書かれているので、営業ツールとしても使われますし、入社や株主総会などほとんどの企業のイベントで他のツールと一緒に利用されます。

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会社案内の構成要素

A表紙・裏表紙

コーポレートカラーを意識し、キービジュアルを使ったデザインに。表紙の仕上がり次第で閲覧率が変わるため、デザインとしては最も重要なパーツ。

B企業理念(経営理念)

どんな会社を目指し、どのような経営をしているのかを紹介。表紙の直後あたりに置いて、企業のカラーを打ち出す。次ページ以降はこのページの作り方に合わせて作成するため、上手に制作すれば強いメッセージ性をもつ一貫性のある冊子に仕上がる。

C事業紹介

どんな事業を行っているのか、その全体像を紹介する。事業を数多くもつ会社は、詳細な事業紹介を別ページで紹介してもよい。

D代表者挨拶

社長や会長などトップメッセージを載せる。顔写真を載せると信頼性が高まるので入れた方がよい。パッとしない写真はイメージが下がるのでプロカメラマンに撮影を依頼した方がよい。

E会社概要

所在地や資本金、売上高、社員数、沿革、主要取引先、組織図、役員紹介など会社の基礎的なデータを紹介したもの。

会社案内に載せるべき基本的な構成について紹介します。1冊で会社の概要がほぼわかるような作りになっているのが理想です。ただし、案外と伝わりにくいのが事業の全体像。一部の商品は知っていても、全体となると伝わっていないことが多いものです。事業全体を整理して載せておけば、営業マンが商談の際に簡単に説明できるのも利点です。

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制作の流れ

標準的な会社案内の作成の流れ

コンセプトの設定

読者ターゲット、予算を頭に入れながら、どんな会社案内にしたいかというコンセプトを考えます。コンセプトは極めて重要で、これを基に構成、デザイン、原稿が作られます。制作が進んでいくと、焦点がぼやけたり煮詰まったりすることがあるのですが、関わるスタッフ全員が戻ってくる原点にもなるので、できるだけわかりやすいものがよいでしょう。

企画の立案

コンセプトを反映した企画を立案します。事業案内やトップメッセージなど会社案内に入れるべき構成要素を書き出し、その一つひとつについてどんなページにするか、最適な企画を考えます。この際、予算も考慮し、おおよその費用を算出します。

デザインコンセプトの設定

上記の1と2に従い、デザインコンセプトを決定します。スタッフで共有するために、実際に表紙など核となるページを作成してみるとよいでしょう。

台割・スケジュールの決定

会社案内に入れる構成を決定したら台割(どのページにどんな企画が入るのかを明示した全体図)を作成し、冊子全体のイメージがつかめるようにします。この際、サムネイル(パワーポイントや手書きで誌面イメージを可視化したもの)を作り、それぞれのページの構成要素も確認するようにしましょう。

デザインカンプ作成

サムネイルに従い、デザインをします。表紙、基本フォーマット、コンセプトページをまず制作しましょう。基本フォーマットは、文字の大きさ、ツメ(インデックス)、各ページの色の設計も必要です。

取材・撮影・執筆

執筆後の原稿は、レイアウトに流し込む前に、原稿のみで決済者に確認してもらうと直しの手間が省けていいでしょう。

校正

初校、再校、再々校で校了したいところです。情報の確認は慎重に行いましょう。間違いがあったときは、赤字で正しい文字を書くようにしましょう。下記は赤字記入の参考例です。

校正記号の例

原稿赤字修正の例

入稿・色校正

製版入稿し、色校正が出てきたら、色味の最終チェックを行います。色を吟味したい場合は、本紙校正(実際に使われる紙で、実際に使用する印刷機で試し刷りするもの)が最適ですが、費用が高くなるので、注意が必要です。

納品・発送

実際に印刷された会社案内を必要な部数を指定して配送します。

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英語版や中国語版の作成

グローバル化によって、最近は日本語版に加えて英語等を使った外国語版の会社案内を作成する企業が多くなっています。コストを安くすませるなら、日本語版のデザインをそのまま活かし、原稿のみ翻訳して作成し直す方法があります。もちろん、この方法で問題はないのですが、国によって好まれる色やデザインが違う場合もありますので、配布する国に合わせてデザインをし直すという方法もあります。これだとコストはかかりますが、タ-ーゲットに最適なものを制作できるというメリットがあります。ただし、イメージがバラバラになるというリスクも大きいので、グローバル企業ではVI(ビジュアル・アイデンティティ)を定めて、世界共通のビジュアル、デザインで統一するようにしています。どの方法を採るかは、企業規模や進出地域等で違いますので、決裁者に確認しましょう。

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ホームページや動画等の連携

広報や販促活動にとって今や配布する紙のツールだけでなく、ホームページやSNS等での発信が極めて重要になっています。当然、すべてのツールを連携させることができれば効果が高まりますので、QRコードやARなどを使って会社案内やパンフレットからダイレクトにホームページへ読者を誘導する工夫がされています。誘導した際には、会社案内では紹介しきれない詳細な情報を動画でわかりやすく伝えるなど、それぞれのツールの特長を活かしあって効果を高めています。

会社案内についてさらに知りたい人はチェック、プロが教えるコンテンツ制作ガイド

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