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2015年1月7日更新

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ふゆイチ 実際に読んでみた!

毎年恒例の、集英社文庫のふゆイチ対象作品をkoboスタッフが実際に読んでみました。

はちイラストレーション:山田 詩子

作家 佐藤 優 さん

ふゆイチ

占守島に関するこれまで読んだどの本や論文よりも『終わらざる夏』にはリアリティがある。

終わらざる夏(上・中・下) 浅田次郎

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女優 加賀まりこさん

ふゆイチ

この家族がどうなっていくか、毎回楽しみにして、いつもわくわくしながら読んでいます。

東京バンドワゴン 小路幸也

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女優 本上まなみ さん

ふゆイチ

相談者の持ってきた笑いとは違う角度から答えを出してきて、それは、私が育ってきた関西の空気に合致して、とっても心地がよいのです。

ニッポンの家庭篇中島らもの特選明るい悩み相談室 その1 中島らも

ニッポンの家庭篇中島らもの特選明るい悩み相談室 を読む

2015年映画公開期待度No.1 笑いと涙が止まらないドタバタツアー。浅田流エンタメの真骨頂!

王妃の館(上・下)浅田次郎
                    舞台は300年の伝統を誇るパリの高級ホテル。その人気に着目した倒産寸前の旅行会社が、超豪華ツアーと格安ツアーの二重売りを画策するが、予想外のトラブル連発……。笑いの絶えない傑作人情巨編。

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2014年映画化作品No.1 「白ゆき姫」はなぜ、殺されたのか。ネット社会の恐怖を描く、著者の新たな代表作!

白ゆき姫殺人事件 湊 かなえ
                    化粧品会社の美人社員が、黒焦げ死体で発見された。多くの謎が残る中、一人の女に疑惑の視線が注がれる。マスコミやSNSにより無造作に拡散していく、無責任な悪意。女は本当に犯人なのか。それとも!?

白ゆき姫殺人事件 を読む

コボスタッフが実際に読んでみた!

何を読みました?

中島らも「特選 明るい悩み相談室」1〜3

なぜ読もうと思いました?

中島らもさん大好きだった私、この「明るい悩み相談室」も紙で実家に全部揃っているはずです。「特選 明るい悩み相談室」は中でもよりすぐりのお悩みが3冊に分けて収録されており、保存版として今すぐライブラリ追加いただきたい作品です。

毎年「朝日新聞」の正月版に掲載されるのを楽しみにしていた「中島らもから読者の皆さんへの悩み相談」は収録されていなくて、少しだけ残念。

作品の見所、オススメ等ありましたらお願いします。

天下の朝日新聞に連載されていた、という事実からは想像できない「不真面目さ」が魅力の悩み相談集。

奇人の悩みに変人が答える、という感じで、悩みも回答も「そうくるか」の異次元ラリー。

かといって双方笑いを狙っているわけではなく、悩みに真面目に相対しているのがいいのです。

それでも「おもろい回答」は頭の固い方がたにはしばしば通じなかったようで、「焼いたじゃがいもにみそをつけて食べると死ぬ」という祖母の教えが気になるという悩み(2に収録)に、「本当に死にます(人間なのでいつかは必ず死にます)」と回答したところ、カッコの中を読み取れなかった真面目な読者から問い合わせが殺到したというエピソードが、当時の中島らもさんのエッセイで紹介されていた記憶もあります。

世の中のたいていの悩みに対して「なんかもう、こんなの見て笑っちゃった後ならどうでもいい」

と、いい意味で思わせてくれる本です。仕事に人生に人間関係に真剣に悩んでいる人ほど、とりあえず読んでいただきたいです。あと、焼きじゃがみそを食べると死にます。

他にもこちらをチェック!無料版

冬の休みのお楽しみ ふゆイチGuide

ふゆイチGuide を読む

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