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2015年1月14日更新

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ふゆイチ 実際に読んでみた!

毎年恒例の、集英社文庫のふゆイチ対象作品をkoboスタッフが実際に読んでみました。

はちイラストレーション:山田 詩子

女優 中江有里 さん

ふゆイチ

ふいにページをめくる手が止まってしまう。この本を読むと、忘れかかっていた記憶が急に呼び戻されて、ふいにページをめくる手が止まってしまう。

おれのおばさん 佐川光晴

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浅草キッド 水道橋博士 さん

ふゆイチ

この本を読んだ副作用は、明日にでも飲み屋でどれか一篇でも講釈して、アメリカ批判を気取りたくなるほどに中毒性があるのだ。

アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲 町山智浩

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(こちらは紙版のみの販売です。)

俳優 西島秀俊 さん

ふゆイチ

原作を読み、『よくぞ今まで映像化されないでくれた』と思いました。

百舌(もず)の叫ぶ夜 逢坂 剛

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NHK朝ドラで話題!理想の夫婦No.1 二人の劇的な出逢いと恋。文化を超えた、夫婦愛を描く感動作!

リタとマッサン 植松三十里
                   ウイスキー作りを学ぶため、単身イギリスへ渡った政孝は、やがてリタと恋に落ち、結婚を決意する。猛反対する家族に抗い、愛を貫きながら日本でウイスキーを作る夢を追う二人の姿を描いた感動秘話。

リタとマッサン を読む

2014年ブーム再燃!!注目度No.1 NHK朝ドラで話題沸騰!一途に真実の愛を貫いた等身大の柳原白蓮。

白蓮れんれん 林 真理子
                   福岡の炭鉱王の妻が帝大生と駆け落ちした、通称「白蓮事件」。身分を超えた命がけの恋には、どのような背景があったのか!? 七百通を超える二人の手紙に基づき、大正昭和期の歌人・柳原白蓮がたどった恋の行く末を描いた傑作長編!

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コボスタッフが実際に読んでみた!

何を読みました?

逢坂剛 「百舌の叫ぶ夜」

なぜ読もうと思いました?

昨年ドラマ化され、2015年映画化も決定している「MOZU」の原作。

ドラマはすでに観ていて、原作は以前から気になっていたので、この機会に一念発起して読んでみようと思いました。

作品の見所、オススメ等ありましたらお願いします。

「百舌」という鳥をキーワードに、様々な事件が発生していく「百舌シリーズ」の第1弾。
爆破事件で妻を殺された公安刑事が、事件の真実を突き止めようと奮闘するハードボイルド小説で、派手なアクションから緻密な人物描写まで、息もつかせぬストーリーが展開していきます。

西島秀俊さん主演でドラマ化もされたこの作品ですが、正直読む前は抵抗感がありました。というのも「百舌の叫ぶ夜」が書かれたのは1986年、バブル全盛期。
ドラマの先入観があるので、時代設定的に違和感を感じ、途中で読むのを投げ出してしまうのではないかと思いました。
しかし、そんなことはありません。
読んでみると、当時を感じさせる描写はなく(しいて言うなら、「中森明菜」「積木くずし」「シンナー」など当時話題だった言葉がでてきた位)今読んでも違和感なく物語を堪能できました。逆にドラマを先に観ていたおかげで、登場人物やシーンが脳内でうまく補完され、より深く物語を楽しめました。

原作なので、読んでからドラマを観てもいいですが、小説をあまり読まない人(私など)はドラマを観た後で読むと楽しみやすくなるので、小説をあまり読まない人にもおすすめです。

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