表紙のデザインを工夫した「勝てるパンフレット」の作り方

「勝てる」表紙のパンフレット

対面営業やプレゼンテーション、展示会での商品説明など、スマートフォンやタブレットなど電子機器が台頭する中でも、自分の手でめくれるパンフレットはさまざまなまシーンで重宝されています。そんなパンフレットですが、中身がどれほど素晴らしいものであっても、表紙に魅力がなければ手に取ってもらえません。中を開いてもらえません。つい手を伸ばして、中を開きたくなるパンフレットとはどのようなものなのでしょうか?

目を引く表紙、中が見たくなる表紙をデザインするには

一口にパンフレットといっても、それぞれ目的やターゲットとする人が異なりますが、共通して重要なのは表紙のデザインです。表紙のデザインをパッと見ただけで何を伝えようとしているかわかり、中が見たくなるように製作することが「勝てるパンフレット」への第一歩です。

何のパンフレットかすぐにわかる表紙

パンフレット表紙例1

パンフレット表紙例2

展示会などでたくさんのパンフレットを受け取る場合、何についてのものかパッと見てわからない表紙のものは捨てられる可能性が高いです。表紙を見て、これは○○のパンフレットなのだとわかるようにデザインすることが「勝てるパンフレット」への第一歩です。そのためには文字や画像で情報を伝える必要があります。たとえば獣医薬品のパンフレットなら動物たちのイラストを配置したり、インターネットトラブルの啓蒙パンフレットならタイトルでそれを謳ったりすることで、見た人が自分にとって必要か必要でないか瞬時に判断できるのです。

魅力的なデザインの表紙

パンフレット表紙例3

パンフレット表紙例4

カタログ要素の強いパンフレットの場合は、中で紹介している画像を表紙にも使用して連動させることをお勧めします。そうすることにより、どんな情報が中で見られるのか先に伝えて、興味を引き出すことができるからです。とはいっても、ただ写真を並べるだけだと無機質で面白みのない表紙になります。どのような写真を選ぶのかも大切ですが、見る人の印象に残るようにレイアウトを工夫しましょう。その上で、パンフレットのコンセプトから全体のデザインテイストを決めて、配色や文字のフォントなどにこだわって表紙を仕上げましょう。

用紙にこだわって目を引く表紙に

実際に印刷・製本されたパンフレットは、印刷の仕様によってがらりと変わってきます。印刷用紙の中にも、ツルツルとした光沢のある紙や、ざらつきのある紙、重厚感のある紙やペラペラの軽い紙など様々あるので、全体のデザインにマッチする仕様を選択しましょう。表紙にフィルムを貼るPP加工などを採用すれば、デザインだけでは表現できない高級感を演出できます。パンフレットを「手に取ること」はwebなどのデジタルメディアにはない特長です。手触りや重さなど、印刷用紙のサンプルを取り寄せてチェックするのもオススメです。

パンフレットを手に取ってもらうキャッチコピー

分かりやすく内容を伝えるために、コピーライティングを入れるのもおすすめです。イラストやグラフィック、タイトルだけのデザインでは内容が伝わりにくくても、印象に残る一言を添えることで、より相手に情報を伝えやすくする効果があります。

表紙を見て、中が見たくなるように

パンフレットを手に取ってもらっても、中を開いてもらわなければ意味がありません。「おしゃれな表紙」「かっこいい表紙」といったデザイン性を重視しながらも、それ以上に中を開きたくなる表紙になっているかの検証を怠らないようにしましょう。たとえばイラストやグラフィック、タイトルだけでは内容が伝わりにくいと思ったら、キャッチフレーズを添えることで、よりわかりやすい表紙になります。どんなに情報が充実したパンフレットでも、表紙が曖昧だと、本文も流し読みされてしまう傾向があります。表紙で好感触を掴み、中を開かせるようなアピールをしていきましょう。

パンフレットにおいて表紙が第一印象になります。表紙で読み手から見たイメージが決定してしまうと言っても過言ではありません。好印象を与えられるようにデザインを工夫することで、他社に勝てるパンフレットを制作しましょう!

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