パンフレット制作 ウララコミュニケーションズ

プロが教えるコンテンツ制作ガイド

パンフレット・会社案内などのデザインツール制作に役立つノウハウ集。

パンフレットをWebコンテンツのように作成する方法

170221

消費者の購買パターンは変わった

ここ数十年、インターネットでの買い物が当たり前のようになりました。当然、買う人の購買パターンも変わってきます。ネット以前は店頭やパンフレットなどで商品情報を集め、その中から比較検討して買うものを決めていました。
今はほとんどの人がネット検索で情報を集めて購買を決断します。同じように情報を集めているように思えますが、その心理には大きな違いがあります。その違いは、商品情報の前に、それ以前の関連する情報から探しているということです。

例えば、パーティードレスが欲しいなと思った人は、いきなり商品情報を探すのではなく、「どんなドレスがあるのか?」、「今、どんなドレスが流行っているのか?」、「自分の体形に合うのはどんなドレスなのか?」といった情報をまず探しています。つまり、最初の時点で消費者が求めているものは商品情報ではなく「周辺情報」ということです。

そして、この購買スタイルが今はすっかり定着してしまいました。これは、今の消費者は商品情報の押し売りには拒否反応を示してしまうということです。

でも、パンフレットはというと相変わらず商品説明だらけになっていませんか?パンフレットも商品情報だけでなくターゲットの欲しがる情報が入っていれば、今の消費者にはもっと受け入れてもらいやすくなるでしょう。

ネットの購買パターンをパンフレットに取り入れよう

170203_2

典型的なインターネットでの購買パターンは以下のようなものでしょう。
・あるキーワードで検索する。
・表示されたサイトのいくつかを見て気になる情報をチェックする。
・役立つ情報を読んで、自分の欲しい商品像がだんだんはっきりしてくる。
・そこへ自分に合いそうな商品へのリンクがありクリックする。
・このサイト信用できそうだし、商品も気にいったから買う。

この流れこそが今、抵抗が少なく商品を購入してくれる一番自然なパターンといえます。この流れをパンフレットにも使わない手はありません。

パンフレットをコンテンツ化しよう

ネットの購買パターンになれた消費者に受け入れられるには、まず消費者が欲しがる情報を提供しなければなりません。たとえ商品パンフレットであっても、そのほうが効果的です。つまり、webサイトのコンテンツのようにパンフレットをコンテンツ化するのです。次のような要素でパンフレットを作成すれば、パンフレットをコンテンツ化できます。

・表紙でターゲットにささるメッセージを載せ引きつける
ネットの検索はキーワードによってサイトにたどり着きますので、そこにくる人は限定された人たちです。同じようにパンフレットもターゲットを絞って、そのターゲットに刺さる内容にしなければなりません。そして、表紙は読み手に中を見てもらえるか否かの大事な部分です。表紙ではデザインはもちろん、ターゲットに刺さるメッセージを発信しましょう。たとえば、パーティードレスなら「間違わないパーティードレスの選び方」といったものです。

・冒頭ページではターゲットが知りたい情報を紹介する。
パンフレットを開いてもらった冒頭の数ページではターゲットが知りたい情報を紹介しましょう。ここで、いきなりセールス色が強く出てしまうと、すぐにパンフレットを閉じられてしまうかもしれません。たとえば、「体型別のオススメのパーティードレス」や「気になる部分をカバーしてくれるのはどんなドレスか」、「結婚式やインフォーマルな立食ディナーなどパーティータイプ別ふさわしいドレス」といった情報です。ここの情報の質によって、読み手のパンフレットに対する信用が左右されます。もっとも力を入れるべき大事な部分といえるかもしれません。

・自然な流れで商品を紹介する。
前出の情報とリンクした自然な流れで商品の案内をしましょう。体形別やパーティータイプ別にオススメのドレスを紹介できれば、相手も自然に商品情報にまで目を通してくれるでしょう。しかも、ネットと違ってパンフレットなら大きくてきれいな写真で見せることができます。

・最後に顧客の言葉を紹介できればなおよし
顧客の言葉はセールスの強力な武器です。さりげない顧客の言葉には説得力があります。顧客の言葉が最後に購入の背中をおすことがよくあるので、自然な形で載せられればベストです。

パンフレットを高付加価値媒体にしよう

パンフレットをコンテンツ化すれば、売るのとは違った別のメリットもあります。それはパンフレットを保存してもらえる可能性が高まること。

買うのを即決してもらえず、パンフレットを捨てられれば、そこで購入してもらえる可能性はほぼ無くなってしまいます。しかし、パンフレットを保存してもらえれば、先々必要になった時に買ってもらえるかもしれません。知り合いに紹介してくれるかもしれません。

パンフレットをコンテンツ化するとは、パンフレットに付加価値をもたらすということ。これこそが、今の消費者が求めているものといえるのではないでしょうか。パンフレット作成にはお客様にどのような流れで買っていただくかというストーリーの提示が大切です。パンフレットをコンテンツ化して高付加価値媒体に変えてみませんか。

観光パンフレットの効果を高める「ピア効果」を活用するためのコツ

170221

パンフレットの目的は手に取ってもらうこと、そして見た人が行動を起こしてくれることです。「行動」とは、観光パンフレットであれば、訪れてくれることですよね。その効果を上げるために、様々な手法が使われていますが、その時代時代に合わせた方法を模索する必要があるでしょう。
SNSが浸透している現代において、マーケティング効果を上げる方法として「ピア効果」というワードが注目を集めています。マーケティングに影響を与える「ピア効果」とはどのようなものなのでしょうか。また、観光パンフレットにはどのように応用できるのでしょうか。

ピア効果とはどんなものなのか?

ピア効果とは「仲間と共感しあうことで自分自身の能力を高める効果」のことを指しています。例えば陸上競技で、一人で走るよりもライバルと一緒に走った方がお互いが刺激となり、結果記録が伸びることにつながります。SNSの利用が一般化している今の時代では、ピア効果は主にインターネット上のウェブマーケティングの手法の一つとして活用されています。SNSにあるお店や製品について投稿した内容に共感した友人が、そのお店を訪れたり、その製品を購入したりし、それが広がっていくという効果が見られます。SNSというつながりがあるからこそ、情報が拡散したり行動につなげたりという効果が得られるのです。

観光パンフレットへのピア効果の応用

170203_2

では、観光パンフレットにピア効果を応用する場合はどのような作り方が考えられるでしょうか。「ピア効果」を引き出すには「共感」がキーワードになります。SNSの場合は友人を活用した拡散でしたが、観光パンフレットで言えば、周辺自治体もしくは周辺の観光スポットや店舗と置き換えることができるでしょう。
自治体やエリアで発行するパンフレットであれば、周辺のエリアとつながり、お互いにパンフレット内で紹介しあうことが考えられます。さらに具体的にはスタンプラリーなど連携することに楽しみやプレゼントなどのメリットを設けることで話題性を作り、SNSの発信力を利用しピア効果を生み出すという事例もあります。

ピア効果を活用するためのポイント

ピア効果を上手に活用するためにはどうすれば良いのでしょうか。まず、「対象となるターゲットを正しく理解すること」です。どんな人たちがターゲットなのか、どんな行動をとるのか、どんなものが好きなのか、行動や消費嗜好について正しい情報を知ることが大切です。まずは正しい情報を持つことで、効果的なパンフレット作成ができ、ピア効果を活性化させることができます。
次に「仲間として巻き込むこと」です。パンフレットの中身や家庭にできるだけ仲間として巻き込むのです。地域の若者や店舗をパンフレット作りに巻き込むことによって、仲間意識を育てます。まとめることは大変ですが、関わった仲間が多ければ多いほどSNSやウェブでの拡散にもつながっていきます。
そして「フォロワーの多い人に発信してもらうこと」です。フォロワーの多い人は、すでに自身のファンを持っており、発信する内容に大きな影響力、または拡散力を持っています。パンフレットをフォロワーの多い人に発信してもらうことによってピア効果を最大化させることができます。
最後に、「発信する情報をまとめること」です。ウェブでは様々な情報が入り乱れています。関連情報をまとめることのできるハッシュタグを使ってもらうことによって情報が検索しやすくなります。観光パンフレットについてウェブでアップする際に、埋もれにくく、わかりやすくつけやすいハッシュタグをつけてもらうことが肝要です。ハッシュタグ、わかりやすく言えばニックネームをつけてもらいやすいような特徴をもったパンフレット作りをすることでピア効果を活かすことにつながります。

パンフレットの費用を抑えるカラーについての基礎知識

170215

パンフレットを制作する際、紙質やサイズ、枚数など様々な要素があって価格が決定します。中でもパンフレット作りで必ず避けて通れないのがカラーです。印刷物であれば、どんな形でもどんな紙質でもインクは何かしら必ず使うことになります。カラーの選択によって費用もクオリティも変化してきます。もしパンフレットの費用を抑えたいと考えるのであれば、カラーについての基礎知識があるととても役立ちます。

RGBとCMYKを間違えると料金UP

RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」の3色をベースとした基礎カラーことです。多くのパソコンのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されています。RGBカラーは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくという特徴があります。

CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」の3色を基本としています。これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり黒に近づきますが、完全な黒にはならないため、CMYの基礎色にK(ブラック)を加えてCMYKを構成します。市販されている多くのプリンタでCMYKのインクが使われています。

パンフレットの印刷はインクで行われるのでCMYKの色になります。が、RGBよりもCMYKのほうが表現できる色の領域が狭いため、印刷物のデータをRGBで作ってしまうとイメージした鮮やかな色がくすんでしまったり、異なるイメージの色になってしまいます。そのため、印刷業者の方でRGBをCMYKに変換する作業や色味の調整する手間が増え、価格に上乗せされてしまいます。

特色指定は本当に必要?

印刷の色の基本は前述したようにRGB、CMYの3色をベースとしてこれらの色を調整することで表現されます。しかし、特定の色を指定することも可能です。DICなどの色見本から番号を指定して色味を再現するのです。特定の色を指定して再現してもらうことを特色と言います。

※DICグラフィックス株式会社というインクのメーカーの色見本帳

特色はコーポレートカラーなど企業のイメージに関わる大切なものについて使われる傾向が高いです。当然、特色を使用した方がイメージに近づいてくるのですが、その分費用はとても高くなります。どうしてもパンフレットに特色を使いたい場合、どこに使うのかしっかりと検討する必要があるでしょう。

モノクロという選択はありか

印刷のコストパフォーマンスが最も高いのは当然、モノクロ印刷です。価格重視でいくのであればモノクロ印刷という選択もありかもしれません。しかし、パンフレットとなると、モノクロページでは少し寂しい感じがします。

モノクロ印刷を活かすためには特色で1色もしくは2色だけ使用し、色を目立たせるデザインが考えられます。モノクロと特色の組み合わせ例として、サントリーのモルツのCMなどがイメージとして近いでしょう。全てのページに特色を使う仕様にしなければ、そのページの価格は下げてもらうよう交渉も可能です。モノクロ+特色はインパクトのあるパンフレットになりますが、色指定をしているため、それなりの費用は覚悟しておく必要があります。

コストパフォーマンスも手間もと考えるのであれば、特色は使わず、CMYKでデータを作って印刷会社に入稿することが労力も少なくベターな選択と言えるでしょう。

制作実績 / パンフレット

  • 資格講座案内パンフレット制作

    株式会社日本マンパワー

  • 通信講座会報誌制作

    株式会社ユーキャン

  • 医療情報リーフレット制作

    株式会社東京法規出版

コトラーから学ぶ!パンフレットの効果を上げるためのマーケティング理論

170206_1

フィリップ・コトラーと言えば、ドラッカーの提唱したマーケティング理論をより実践的に提唱したマーケティング界の巨匠です。マーケティングはパンフレットの効果を上げることと非常に密接に関わってきます。と言うのも、パンフレットを使うことも企業のマーケティング活動の一環だからです。そこで今回は、コトラーのマーケティング理論を、パンフレットの効果を上げるという点にフォーカスして考えていきたいと思います。

パンフレットの効果を高める5つのステップ

マーケティングとは何か、その問いにコトラーは「ニーズに応えて利益を上げる」ことと定義しました。まず大事なことは顧客のニーズに応えられているかという点です。パンフレットに置き換えて考えてみると、そのパンフレットにお客さんが欲しがっている情報は詰まっているのかということになります。企業側が伝えたい情報を入れることはもちろん大切なのですが、それでは一方的な情報提供になってしまい、伝えたいお客さんが興味を持ってくれるとは限りません。自社の提供したい情報と、お客さんの欲しいと思っている情報とをマッチングさせることが最終的にパンフレットの「利益を上げる」ことにつながっていくのです。

パンフレットの効果を高める5つのステップ

コトラーはマーケティング手順を5つのステップにまとめました。このステップに合わせてパンフレット作りを進めることで効果の高いものを作ることができるようになります。
まずは『調査』です。パンフレットを制作するにあたってお客さんのニーズや市場動向、ライバル企業について情報を集める必要があります。この情報の精度が高ければ高いほどその後の過程の質が高まります。
情報が集まれば次に分析です。分析に該当するのが『セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング』です。お客さんのセグメント、パンフレットを使って伝えたいターゲットの決定、そしてどのようにパンフレットを作っていくかの位置づけを決めていきます。
3段階目が『マーケティング・ミックス』と言われる手法です。マーケティング・ミックスは「4P」「4C」とも言われます。4つのP(Place Price Product Promotion)、4つのC(Commodity、Cost、Channel、Communication)をミックスさせて効果を高めていくというものです。パンフレットについて限定すれば、どこにパンフレットを設置し、誰に対してどのように使っていくのかという具体的な活用方法に該当するでしょう。
4段階目は『実施』で、これはパンフレットの制作が該当します。最後は『管理』です。これはパンフレットが完成した後の管理方法などのシステムとなります。このように様々な側面から分析を重ねてパンフレットを制作していくことで、効果もクオリティも高いものが完成していくでしょう。

マーケティング3.0

170206_2

近年のマーケティングはマーケティング3.0、つまり第三段階に入っているとコトラーは述べています。マーケティング1.0とは大量に生産し販売すること、マーケティング2.0は商品やサービスの差別化戦略、そして3.0はソーシャルメディアを活用したマーケティングを指しています。フェイスブック、ツイッター、ラインとソーシャルメディアがかなり普及している今日、これらはマーケティングに不可欠となっています。ソーシャルメディアを活用した拡散、評価、口コミを増やすことでパンフレットの効果を高めることができるのです。パンフレットの配布と合わせたソーシャルメディアの活用をぜひ検討してみるといいでしょう。

ウララへの問い合わせはこちら

ご相談・見積は無料。ちょっとした質問でもお気軽にご連絡ください。