住宅・不動産関連の企業は世の中にたくさんあります。お客様から選ばれるためには、どのような家づくりをしてくれるかを示し、安心して任せられると思ってもらうことが必要です。そのためにはパンフレットの中で、どのようなコンセプトで家を提供しているのかを伝えなくてはいけません。
コンセプトページはパンフレットの第二の顏
表紙がパンフレットにおける第一の顔なら、コンセプトを載せたページは第二の顏と言えるでしょう。何にこだわり、何を追求し、何を理想としているのか。そうしたビジョンを説得力ある見せ方で提示することをおすすめます。表紙をめくったあとの最初の見開きで、そうしたコンセプトページを設けるとパンフレットとしての流れができあがります。住宅の写真を片面、もしくは全面に薄く敷いて、その上にメッセージを流すと、たんなる綺麗な言葉だけでない説得力あるページになります。
ターゲットのライフスタイルにマッチしたデザイン
コンセプトページで読み手を引き込むためには、ターゲットを想定し、効果的なデザイン展開をする必要があります。自然素材に囲まれた生活を考えている家族と眺めのいい都心部での生活を考えている家族とではリクエストが大きく異なりますし、西洋的な家を求めているのか、日本的な家を求めているのかなど各ご家族でデザイン的な好みの違いもあるでしょうから、ターゲットをどこに置くかでコンセプトページ、引いてはパンフレット全体の見せ方も自ずと変わってきます。
ターゲットを設定すると言っても、難しいことではありません。これまでの経験と今後のビジョンをもとに、どんな人にそのパンフレットを手にとってもらいたいかを決めればいいのです。ターゲットによってパンフレットのデザインテイストもがらりと変わってきますので、一緒に考えていきましょう。