パンフレットは使用目的も内容も様々ですが、いずれにしても多くの人に見てもらわなければならず、まずは手に取ってみたいと思えるような表紙にすることが欠かせません。
その表紙を作る上で、最初に決めなくてはならないことはコンセプト。「誰に、何を、どう、伝えたいか」を明確にすることでパンフレットの訴求力が向上します。
コンセプトを決めずに「何となく」で表紙を制作しても、そこから何のメッセージも伝わってこないだけではなく、内容との間にズレが生じて、何が言いたいのかわからないパンフレットになりかねません。表紙はまさにパンフレットの顔なのです。ここで気を引きつけないと中を見てもらえないので、端的に何について書かれているパンフレットかわかるように、タイトルやキャッチをつけることもおすすめします。
イラストや写真を配置するとグッと華やかになりますが、素材は無限にあるので、コンセプトが決まっていないと「あれも違う」「これも違う」となって作業が難航しますので、注意が必要です。
そして、一番大事なのはコンセプトに合ったキーカラーの選択です。コーポレーションカラーがあれば、それを基調にするのが一般的ですが、特にこだわりがなければこちらから提案します。
色彩心理学では以下のようにいわれています。
- 白:清潔、純粋、さわやか
- 黒:神秘的、高級、上品
- 赤:情動、行動力、華やか
- 緑:やすらぎ、平和、安全
- 青:信頼、誠実、冷静
このように、キーカラーによって印象はガラリと変わるので、どのようなパンフレットにしたいかで表紙のカラーも自ずと変わってきます。パンフレット制作をされる際には「ニーズに合った色」を意識しましょう。さらに一歩踏み込んで、同業他社の色もチェックしてみましょう。同じ業界だとどうしても似た色になりがちなので、あえて他社と違う色を使うのも個性を引き立てる技になるかもしれません。
パンフレットの表紙作りに悩んだらウララコミュニケーションズへ