パンフレット製作のデザイン、注意点は?

パンフレット製作の注意点

私たち身の回りのものは、見た目や使いやすさなどを考慮し、計画的に設計されたもので溢れています。その設計によりカタチとなったものがデザインであり、パンフレットもその結晶のひとつです。つまり、デザイン製作とは抽象的なものを具体的にする過程のことであり、その計画を立てるのが編集者や担当者、設計するのがデザイナーとなります。

デザイン力は他のパンフレットに埋もれず手に取ってもらうために一番重要な要素と言えるため、読み手が理解しやすいようにデザインすることが求められます。では人が手に取ってみたいと思わせるデザインとはどのようなものでしょうか?それは「何を伝えたいか」が明確であること。これがパンフレット製作において、最も大切なテーマになります。コンセプト決めはパンフレット作りの基礎。基礎をしっかり固めてから設計に着手します。パンフレットのコンセプトを決めずに、何となく進めても中途半端なものにしかなりません。メッセージ性がない、表紙のイメージと中面の内容の乖離が激しいなど、結局何が言いたいのか分からないパンフレットにならないよう、依頼の際にはパンフレットで何を伝えたいのかを固めて相手に伝えることが重要です。
表紙と中身のイメージを統一させよう

コンセプトに続いて重要なのが、キーカラーです。人間は視覚からの影響を大きく受ける生き物なので、色から受ける印象も重要になってきます。伝えたいメッセージにピッタリの色を選択することで、デザインに説得力が生まれます。例えば緑は自然や安らぎ、健康や平和などのイメージを持つ色です。安らぎを伝えたいのに赤を使うと、逆に活動的な印象を与えてしまいます。

このコンセプトとキーカラーを全面的に表現するのは、パンフレットの顏である表紙で行います。ここで気を引くことができなければ、中身を見てもらうことはできません。イラストや写真を使用するのもいいですが、何でも詰め込むのは逆効果になります。コンセプトとキーカラーに合わせた素材を使うことが大切です。

表紙にはキーカラーを使おう

パンフレットの表紙を作る上で、最初に決めなくてはならないことはコンセプトです。「誰に、何を、どう、伝えたいか」を明確にすることで訴求力が向上します。そして、表紙はまさにパンフレットの顔です。

パンフレットの表紙にはタイトルやキャッチ、写真、イラストなど様々なものを組み合わせることができますが、コンセプトが決まっていないと「あれも違う」「これも違う」となって作業が難航します。

そして、一番大事なのはコンセプトに合ったキーカラーの選択です。キーカラーによって示唆する意味は異なり、印象はガラリと変わるので、パンフレット制作をされる際には「ニーズに合った色」を意識しましょう。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

フォント選びの重要性

パンフレットの写真や文章は気にしても意外と見落としがちなのが文字のフォントです。イメージに合ったフォントを選ぶことで、文字情報にイメージがプラスされ、よりインパクトのある紙面になります。一番伝えたい部分こそフォントに気を配り、そこが大切なのだと読み手に伝えることが重要です。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

使える写真の作り方

カメラマン

パンフレットを作る際に写真は必須です。写真は文章よりも見る人にインパクトを与えやすく、印象にも残りやすいコンテンツだからです。

パンフレットに掲載する商品写真で最も重視したいのは背景です。背景の色はできるだけ目立たない色を使ったほうが、商品が引き立つため好印象です。

写真家が撮影の際に最も気にするのが光量です。光の量、角度、光の色によって全く違った写真になってしまいます。パンフレットに使う写真は基本的に被写体がはっきりと写っていることが必須です。

写真撮影したものの、なんだかイマイチだなという場合にはPhotoshopの出番です。Photoshopでは様々な加工が可能です。加工を行い、おしゃれな写真を作り上げましょう。

使える写真を撮るにはなんだかんだと言っても、やっぱりプロのカメラマンにお願いするのが一番です。パンフレットの撮影をお願いする際には、撮影したい対象やイメージに近い写真を撮ることのできるカメラマンに依頼しましょう。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

デザインを外注するコツとは

デザイン打ち合わせ

効果的なパンフレットを作るのに外注するのであれば、まずは市場調査をしてお客様の属性を明確にし、どのような人が、どの商品やサービスを気に入っていて、購入に繋がっているのかを分析することが重要です。その上で、ターゲットを明確にし、パンフレット発刊の目的を再度検証してから発注することでブレないアイディアが提案されやすくなります。

良いデザインが上がるためにはライバル他社のパンフレットを収集、分析することです。ライバルが何を強みにしているかを検証しつつ、お客様を集めることに成功しているのかを確認しましょう。商品やサービスの特徴によって、どういうデザインにすれば効果的なのか分析して、デザイナーに依頼するようにすることがポイントとなってきます。

デザインイメージは、十人十色です。そのため、具体的に参考となる実物のデザインを用意して説明することが大切です。なぜ、参考にしてほしいのかも、自分なりにポイントを考えて伝えましょう。この章の内容はこちらの記事でも紹介しています。

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