会社案内もパンフレットと読んでもらえなければ意味がありません。どちらも制作において読みやすさを心がけた企画・構成やデザインが大事です。会社案内は営業スタッフがお客様に直接お見せしながら説明するため、アポイントさえ取れれば「見てもらう」ことはできますが、その内容自体が弱ければ読んではもらえません。では、どうすれば読んでもらえるのでしょうか?
それは企画・構成にかかっているともいえます。何をしている会社で、どんな強みがあり、お付き合いすることでどんなメリットがあるのかをお客様に感じさせるストーリーが必要です。たとえば、以下のような流れがあります。
表紙
私たちはこのような会社です。
代表者挨拶
このようなビジョンで社会に貢献しています。
沿革
今まで、このような歴史を歩んできました。
事業内容
現在は、これらの事業を行っています。
事例紹介
実績豊富でお客様にご満足いただいております。
部署紹介
このような思いを持っているスタッフがお手伝いします。
会社概要
そんな弊社を今後ともよろしくお願いいたします。
会社案内は、自社が魅力的に見えなくてはなりません。だからといって過剰に美化するのは嘘くさく感じられてよくありません。自慢ばかりしている人があまり信用できないのと同じです。自社のメリットばかりをアピールしすぎて、客観的な視点が欠けると説得力は感じられません。
自分に自信がある人は魅力的で説得力がありますよね。だからこそ、会社案内も自分たちのやっていることに自信をもち、事実を語りかけるように理論立てて説明することが大事なのです。そうすることで、自分たちが何をしている会社なのか、どんなところに強みがあるのかを端的に表すことができます。
会社案内はバリエーション豊富なパンフレットと違って、ある程度同じようなコンテンツになりがちですが、ストーリーに沿って作ることで堅苦しさが薄れ、読みやすく、魅力的な会社案内になります。良い会社案内をつくるためには、ストーリーをしっかりと作ること。これはパンフレットにもいえることで、営業ツールの作成には欠かせないことです。