保護者を安心させる大学パンフレットデザインの4つのポイント

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大学生といえば、自己判断も可能な大人として社会では認識されていますが、学費や生活費などを親に頼っているケースも多く、大学進学において保護者の影響は無視できません。学生自身の希望や決断も重要ですが、大学選びの際に保護者に安心してもらうことこそ肝要なのです。保護者を安心させる大学パンフレットを作るにはどのようなデザインが必要なのでしょうか。これから紹介する4つのポイントに注目してみてください。

学校の特色がイメージできるデザイン

大学選びの重要ポイントの一つといえるのが大学の特色です。東京大学であれば、日本最高学府というイメージがありますし、早稲田の政経であれば、弁論が強い政治家を排出するというイメージがあります。そういった大学のイメージをパンフレットで表現するのです。
英語教育に特色があれば、海外留学先の写真を用い、実績としてTOEIC平均スコアや就職先などを掲載すればわかりやすくイメージできるでしょう。イメージを膨らませるためには背景のデザインも重要です。大学のイメージに合う色や写真、イラストのセレクトをしましょう。

学費や奨学金がわかりやすいデザイン

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保護者の最大の関心事は費用についてでしょう。ここをわかりやすくすることは保護者を安心させる重要ポイントです。パンフレットに記載する際、年額いくらかかるかというアバウトなものよりも、いつ、どのくらい必要となるかを明記することが重要です。払う金額はもちろんのこと、そのお金がどのタイミングで必要となるかで、用意する方法が変わってくることもあるからです。

これらの情報をデザインする場合、年額いくらかかるかという情報は最初に知りたい点なので大きくし、その付近に支払うタイミングと内訳があると良いでしょう。

成績優秀者が利用可能な奨学金があればその条件も必須です。奨学金は大学独自の制度があるかないかが情報として重要なのです。そのため、奨学金があるということを強調する必要があります。それさえわかれば、興味のある保護者は詳しい条件や金額は小さく記載されていてもしっかりと読むことでしょう。

進路が明確なデザイン

大学を卒業した後の進路も保護者の大きな関心事の一つです。これまでの実績をどのようにデザインするかが問われます。わかりやすいのは予備校のパンフレットです。国公立◯人合格、早慶上智◯人合格などの文字が並んでいるのはイメージできるでしょうか。このようにわかりやすく実績を数字でまとめることが進路についてのデザインのポイントです。

公務員◯名合格と大きく見出しを出した後に◯◯県、消防署、警察庁などの具体的な実例を挙げていくと良いでしょう。中でも国家公務員一種合格などの著しい成果は見出しに準じて大きく取り上げると安心しやすくなります。

教育内容が安心できるデザイン

かつて大学は「モラトリアム」であると揶揄されたこともありますが、その本質は学業です。どんな教育に力を入れているのか、どのような人材を育成したいのかを学長の言葉などで明確にしておくと安心感があります。教育方針に関わる大学の歴史がわかる沿革もあるとより安心できることでしょう。

実際に教鞭をとる教員についての情報があれば安心感は高まります。ノーベル賞をとった教授がいる、テレビのコメンテーターをしている教授がいる、ベストセラーを執筆した教授がいるというわかりやすい情報はどんどん開示すべきです。特にメディアへの露出が高い先生は写真があると親近感を抱きやすくなります。

安心感のある大学パンフレットを作るためには、保護者が不安に思っていることをわかりやすく提示し、可視化することが大切です。その上で、大学生活のイメージが少しでも湧くようであれば心置きなく受験の応援ができることでしょう。

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