集中するのが難しい時代になった
私たちは毎日たくさんの情報にさらされています。
しかもインターネットの登場により、あらゆる情報が簡単に手に入るようになりました。
その結果起こったことは、我々がひとつの情報に接する時間は非常に短くなったということです。たくさんの情報の中から、自分にとって価値のある情報かどうかを瞬時に判断しなければならなくなったのです。
これは、どんな広告でも、どの媒体でも、読み手の関心を引き続けるのは難しいということを意味しています。広告でも、DMでも、Webでも、読み手の興味を引き、関心を持続させるには、見やすくて理解しやすいビジュアルが必要です。どうすれば、読み手をあなたの媒体に留まらせることができるでしょうか?
ここではその読み手をひきつけるための写真と文章のテクニックをご説明いたします。
読み手を注目させる写真の使い方
紙にせよWebにせよあるいは他のどの媒体でも、写真は読み手の気を引く最大の武器です。写真を上手に使えば、相手の注目度をさらに上げることができます。
特にページを開いた際の最初の写真は、その後読み進めるかどうかを判断する大きな要素になりますので非常に重要な部分になります。
すべての写真に必ずキャプションを入れる
人の顔が写った写真を使う
写真の大きさを変える
読み手を引きつける文章の書き方
写真同様、文章も相手の関心を引く大切な要素です。文章の書き方次第で、読み手の興味は大きく左右されます。
文章を小さなセクションに区切る
長々と続く文章の固まりを見ただけで、読み手はそこから逃げ出してしまいます。
一文はできる限り短く
簡単な言葉を選ぶ
専門用語は避ける
専門用語や業界用語は違う言い方ができないかを考えましょう。
ただし、特定のグループのみを対象にしたメッセージでは、専門用語を使うことで理解度が増し、共感を得られることがあります。この場合は、専門用語を使ってもOKです。
箇条書きを使う
芸術性を追求しても意味ない!
広告や販促ツールの目的は商品を売ること。ここに紹介したテクニックも、すべて読み手を引きつけ、こちらのメッセージを理解してもらい、行動へと駆り立てるためのものです。
読み手を引きつけるビジュアルは、結果的に整然とした美しいレイアウトになりますが、そこに芸術性を求めても意味はありません。凝った書体や捻った言い回しで商品が売れることはないのです。
目指すは読み手の関心を引き、内容を一瞬で理解させること。考えようによっては、それこそが芸術的なことかもしれません。もし自身が文章を担当する事になった場合は、書き終えた後に上記で説明した内容を踏まえ見直してみると良いと思います。
ウララコミュニケーションズでは雑誌の編集社として文章作成、紙面構成を長年手掛けております。相手に伝わりやすいコンテンツを提供いたしますので、効果的なパンフレット・チラシ・Webコンテンツの制作をお考えの方はお気軽にご相談ください。