オウンドメディア運用は運営体制で決まる

オウンドメディアはチームで運営するものです。円滑に運営するために、どのようなことに気を付けて体制を組めばいいのかをまとめました。

目次
  1. オウンドメディアの運営に必要なメンバー
  2. オウンドメディアの運用を自社のみで行う場合
  3. オウンドメディア運用に外部スタッフを入れるメリット
  4. まとめ

オウンドメディアの運営に必要なメンバー

オウンドメディアを運営するためには、しっかりとした体制を確保させておくことが大切です。どのようなメンバーを集めればいいのかを考える前に、まずはオウンドメディア運営の工程をおさえておきましょう。一般的には、以下の工程が必要となります。

  • 全体設計
  • 進行管理
  • 企画・編集
  • 記事作成
  • Webデザイン
  • コーディング(公開作業)
  • 効果検証

必要なのは、これらの作業ができるメンバーです。専任のディレクターを1人立てて、その人が全体設計、進行管理、企画、記事作成、効果検証を一手に引き受け、専門的な技術を要するWebデザインとコーディングだけ別に立てるという体制でも運営は可能です。ただし、この場合ですと、ディレクターに負荷がかかりすぎて、作業が回らなくなる恐れがあります。本来アップしたい記事の本数をつくれず、更新ペースが遅くなるかもしれません。こうした事態を防ぐために、記事制作を切り離して、専任のスタッフを複数人つけるなどすることで、ディレクターの負荷は減り、記事の本数も確保できるでしょう。運営体制を決めるにあたり、まずはしっかりと運用計画を立てた上で、それを実行する際にどういったメンバーをどれだけ揃えれば滞りなく進められるのか精査しましょう。

オウンドメディアの運用を自社のみで行う場合

オウンドメディアを運営するにあたり、まずは必要な作業を社内でどれだけできるのか洗い出す必要があります。各工程において、専門的なスキルが必要になりますが、SEOの知識がある人、デザインができる人、コーディングできる人が社内にいれば、自社ですべてを担うこともできます。その場合、外注の費用がかからないので、コストの面で大きなメリットがあるように思えます。ですが、各メンバーがオウンドメディアに関わる時間から考えると、実は人件費の面で大きなコストをかけていると言えます。また、他の業務と並行して行う場合は、業務負荷により、他の業務に支障が出てくることで、モチベーションの低下を招きかねません。
そして、もうひとつ懸念点はノウハウがない状態でスタートすることになるので、手探りで運営をしていくということです。もちろん、どのオウンドメディアもトライ&エラーを繰り返して、方向性を定めていくのですが、経験値がないことで、間違った方向に進み続けていくうちに頓挫してしまう恐れがあります。そのため、やはり、オウンドメディアの運営には、外部のエキスパートを招いて、成功事例のノウハウや経験を反映させていく方がよいでしょう。

オウンドメディア運用に外部スタッフを入れるメリット

まずは、社内でやること、外部にお願いすることを整理しておきましょう。社内でできないことはもちろん、自分たちでできることであっても、負荷を分散させ、質を上げるために、社外のメンバーを採用することも、無理なくオウンドメディアを運営するポイントとなります。この作業は社内で担当し、この作業は社外に依頼するといった役割分担をして、体制を固めていきましょう。
外部委託においては、企画・編集、記事作成、Webデザイン、コーディングといった実制作をまるごと依頼するケースから、記事だけを依頼するケース、Webデザイン・コーディングだけを依頼するケースなど色々な依頼の仕方があります。それぞれの工程を、個々のクリエイターに依頼するのも良いですが、制作会社にまるごと依頼することで、様々な工程を一手に引き受けてくれるので、集約作業が楽になります。特に記事を量産する場合は、複数のライターへの依頼が必要となりますので、制作会社ですと、各ライターの手配はもちろん、それぞれの文章の体裁や表記を揃えてくれますし、クオリティにばらつきがでないように配慮もしれくれるでしょう。

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まとめ

オウンドメディアを運営するにあたり、まずはどのような作業が役割として求められるのかを認識して、メンバーをアテンドしていきましょう。必要なスキルを持った社員がいれば、社内で完結させることもできますが、業務負荷を軽減させ、成功事例のノウハウや経験を反映させるためには、外部のスタッフの力を借りるのがよいでしょう。それも、制作会社ですと、様々な工程を一手に引き受けてくれるので、集約作業が楽になるでしょう。

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