一般企業とは少しちがう、病院が行う3つのキャンペーン手法

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販売促進を行う際にキャンペーンを行うのは常道と言えます。しかし、病院などの医療機関が行うキャンペーンは一般の企業のようなものではいけません。法律上当然、勝手な値引きや薬のセールなどは行えません。そこで、どのような方法でキャンペーンを行うのかが重要なポイントになってきます。病院がキャンペーンを行うにあたってどのようなタイプのものがあるのかまとめました。

地域密着型キャンペーン

キャンペーンと言っても実に様々です。商品の販売促進のために値下げをしたり、豪華景品をプレゼントしたりするばかりがキャンペーンではありません。では、何のためにキャンペーンを行うのでしょうか。病院の場合、地域密着という点が大きなポイントになるでしょう。こうしたときに、地元の人たちを集客するキャンペーンの考え方もあります。病院の広い駐車場を使った夏祭りやバーベキューなど、地元の方々との交流をはかります。

地域密着型キャンペーンのポイントは短い時間でも良いので医師や技師、看護師が入れ替わり立ち替わり顔をみせることです。医療の現場ではない場所で顔を合わせ交流していることで、より強い信頼関係を作ることができます。

社会貢献型キャンペーン

目的を考えるときに「信頼関係の強化」のほかに「社会貢献」「CSR(企業の社会的責任)」という側面からのキャンペーン手法について考えることができるでしょう。血圧計を持参しての無料測定キャンペーンや高齢者宅への訪問など、病院や介護施設だからこそ行える社会貢献の形があります。こうした社会貢献型のキャンペーンを行う際には人や機材の手配など事前の準備が欠かせません。また、周知させることも重要です。

社会貢献型キャンペーンポイントは定期的に行うことです。月に1回決まったタイミングで行うことで開催日に対する期待感を高揚させることができます。また、子ども向けにはお菓子を配るなどメインではないターゲットへの心配りもイメージを作る上では重要です。

未来育成型キャンペーン

勉強会は何も医師同士で行うばかりではありません。地元住民に向けた勉強会や講演会を行うのもキャンペーンの一つです。応急手当の方法やAEDの使い方講座、インフルエンザ予防など季節やタイミングに応じた講座を開設することができるでしょう。

未来育成型キャンペーンの勉強会は一般に対してだけではなく、幼稚園や小学校など学校施設に対して提案することも可能です。自分たちの医療講座をきっかけにして地域で医者を目指す人材が増えたら嬉しいことではないでしょうか。

病院などの医療機関の運営に欠かせないのが信頼と実績です。信頼は実績だけでは成り立ちません。交流を通した地道な関係性作りが必須なのです。定期的にキャンペーンを開催することで、地域との関係性を深め信頼を強めるのはいかがでしょうか。

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