パンフレットをおしゃれに見せたい!使える写真の作り方

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パンフレットを作る際に写真は必須です。写真は文章よりも見る人にインパクトを与えやすく、印象にも残りやすいコンテンツです。どんな写真をセレクトするかでイメージが大きく変わります。今回はパンフレットをおしゃれに見せるための使える写真の作り方についてご説明していきます。写真はパンフレットのデザイン性にも大きな影響を与えます。デザインがしっかりとしたパンフレットを作成するには、写真が大切。うまく活用してすばらしいパンフレットを制作してください。

商品写真は背景が命

パンフレットに掲載する商品写真で最も重視したいのは背景です。農家さんが作ったジャムを掲載する場合、生産者や果樹が一緒に写っていると、写真の主役は誰なのかわかりにくくなってしまいます。生産者の写真や果樹園の写真は別途撮影し、商品は商品だけで撮影しましょう。

背景の色はできるだけ目立たない色を使ったほうが、商品が引き立つため好印象です。どうしても背景に農場の景色や空、草などを含めたい場合は、商品にピントを合わせて背景をぼかすなどのテクニックを使うと良いでしょう。

写真は光の具合で見え方が変わる

写真家が撮影の際に最も気にするのが光量です。光の量、角度、光の色によって全く違った写真になってしまいます。パンフレットに使う写真は基本的に被写体がはっきりと写っていることが必須です。CDのジャケットやファッション雑誌のモデルのように不自然なくらいに影を強調する必要はありません。

光量を十分に確保するためには、晴れた日に屋外で撮影するのが最も簡単な方法です。しかし、どうしても屋内や暗くなってからの撮影しかできないという場合には、照明とレフ板(光を反射させる板)を使って光量を調整します。レフ板は白い板や白い画用紙などでも代用可能です。

写真加工でおしゃれに演出

写真撮影したものの、なんだかイマイチだなという場合にはPhotoshopの出番です。光量が足りなくて全体的に暗い印象になってしまった写真を明るく調整したり、人物が写り込んでしまった背景を切り取ったりとPhotoshopでは様々な加工が可能です。加工を行い、おしゃれな写真を作り上げましょう。

ただし、加工のやりすぎは禁物です。不自然な写真が出来上がってしまい、かえってパンフレットを見る人の印象が悪くなってしまいます。加工をする場合はPhotoshopの扱いに長けた人にお願いすることが望ましいです。

プロにお願いする際のコツ

使える写真を撮るにはなんだかんだと言っても、やっぱりプロのカメラマンにお願いするのが一番です。しかし、カメラマンと言っても誰もがどんな写真でも上手に撮れるというわけではありません。パンフレットの撮影をお願いする際には、撮影したい対象やイメージに近い写真を撮ることのできるカメラマンに依頼ましょう。ホームページを持っている方であれば、過去の写真を掲載していることが多いのでホームページから確認するのが早いでしょう。

パンフレットに使う写真をおしゃれに見せる作り方について、いかがでしたでしょうか?プロに任せるにしても、どんな人に依頼するか、どんなものを撮影したいのか、どんなイメージが良いのかを決めるのは依頼者側です。写真を撮る前にまずはパンフレット全体のイメージを固めておくと、パンフレットの全体像にぴったりと合ったおしゃれな写真を作ることができるでしょう。

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