「医療・健康」タグアーカイブ

デザインから考える訪問介護パンフレットの作り方

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社会の高齢化が進んでいる今、介護の需要はどんどん右肩上がりになっています。ケアホームなどもありますが、やっぱり住み慣れた自宅から離れたくないという理由から、自宅に来てもらえる訪問介護は人気です。

需要の高まりとともに、訪問介護サービスにも参入業者が増えてきています。その中で選んでもらうためには最初のイメージが肝心です。検討の際に最初に目を通すであろうパンフレットで、最も大切な“安心感”を持ってもらうためのポイントについてまとめました。

全体のイメージは色味から

パンフレット全体のイメージを司るのは何と言っても色です。色味が与える印象は、とても強く影響します。例えば赤色は「情熱的」「活動的」な印象を与えますし、青色は「爽やかさ」や「冷静さ」という印象を与えます。赤であれ青であれ、はっきりした色味は「力強さ」や「意思の強さ」を与えがちで、「優しさ」や「安心感」というイメージからは遠のいてしまいます。

安心感を持ってもらいたい訪問介護のパンフレットのような場合は、「清潔さ」をイメージさせる白や「穏やかさ」「平和」を表す緑、「幸福」を表す黄色が使いやすい色となります。青や赤も、淡い色であれば優しい印象を与えることになるでしょう。
一方で紫系は「孤独」や「霊的な」意味をイメージしやすいので例え淡い色でも敬遠した方が無難です。

写真とイラストで好感度が高いのはどちらか

パンフレットのデザインをする上で、写真を使って具体的なイメージを作るべきか、イラストを使ってわかりやすくまとめるか、非常に迷うところではないでしょうか。しかし、使う場所、意味を明確にすれば、写真もイラストも両方必要なことがわかります。

写真はよくみかけるパンフレットでは、モデルを使ったイメージ写真が使われがちです。確かに写真は美しく、イメージもきれいにまとまるのですが、リアリティが不足しますし、ありきたりなパンフレットになりがちです。かといって、スタッフの集合写真などを入れても、スタッフが変わる度にパンフレットを作り直す訳にもいきませんよね。そこで、写真は所長など責任者の写真や、実際の仕事の様子、オフィスの様子などが1、2枚あれば十分です。その他、デザインのバランスを考えて、サービス内容やグラフなどにはわかりやすいイラストを使うとよいでしょう。

不安に思う点を先取り

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お客さんがパンフレットを見て連絡する決め手となるのはなんでしょうか?それは、不安が取り除かれたときです。パンフレットを見て、「よくわからないので教えてください」と連絡をくれるパターンは非常に稀です。多くの場合は、「なんだかよくわからないけどなんとなく不安なのでやめておこう」となってしまいます。訪問介護を検討している方(本人もしくはご家族)が不安に思うようなポイントを事前に明示しておくことで、連絡につなげることができます。

不安に思うポイントとして、どんなサービスがあるのかということが挙げられます。期待しているサービスが含まれていなければ、連絡をいただいてもマッチングしません。

さらに、料金体系はどうなっているのか、保険はどのくらいきくのか、緊急時の対応は大丈夫なのかなどが挙げられます。これらの点についてわずかでも含まれていれば、「わからない」ではなく「対応可」ということになり、ご連絡をいただける可能性が大きく上昇するでしょう。

パンフレットのデザインは安心感をもっていただくための一つのきっかけになります。企業の持っているサービスの形をイメージとして表現することで、より明確にわかりやすくお客様に届けることが可能になります。ぜひ、デザインの力を活かして目に見えない安心感を形にしてみてください。

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制作事例 / パンフレット 医療・健康

  • 越前市内 御朱印巡りパンフレット制作

    越前市観光協会

  • 就農定住促進パンフレット制作

    若狭町役場

  • 永平寺町観光パンフレット制作

    福井県永平寺町

他の病院と差を付ける! 看護師募集パンフレットの作り方

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全国的に看護師不足が深刻化する現在、よい人材ほど、複数の病院でとりあいになることも少なくありません。どの病院でも、看護師の募集活動には特に力を入れていらっしゃるでしょう。特に、就職を検討するきっかけとなることが多い採用パンフレットはしっかり制作したいもの。ライバル病院に負けない看護師募集パンフレットのポイントをご紹介します。

●手にとってもらえるかどうかは「表紙」で決まる

募集パンフレットは、病院・クリニックへの就職を検討している看護師さんや看護学生の方々に手にとってもらえなければ意味がありません。

募集パンフレットはいわば転職・就職の最初の窓口ですから、少しでも多くの方に手にとり、読んでもらいたいですね。そこで決め手になるのは「表紙」です。

実は看護師に限らず、採用パンフレットはどれも似たような表紙になることが多いのです。あまたある看護師募集パンフレットに埋もれてしまわないためには、病院の個性や風土をうまく表現した目を引く表紙であることがポイント。表紙を見た時に「どんな病院なんだろう?」と興味を持ってもらえれば一歩リードといえます。

●看護師の9割は「女性」です

看護師募集で忘れてはいけないことは、ターゲットとなる看護師さん、看護学生さんの大部分が女性であることです。

今は男性の看護師さんも活躍していますが、やはり9割以上は女性。女性にとって好ましいデザインや、女性が働きやすい職場であることのアピールが重要になります。新卒募集なら、特に若い女性への訴求力が不可欠です。

「女性が好む=ピンクでかわいらしい感じ」と思った方は要注意。女性の好みは年々変化・多様化していますから、一概にかわいさだけを求めるのが正解とは言い切れません。自院が求める看護師像にマッチしたデザイン・内容が不可欠です。

●具体的な内容で「募集のミスマッチを防ぐ」

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看護師が就職する際の要望はさまざま。よい人材を獲得するためには、自院の強みや働きやすさをきちんとアピールしなければなりません。

そのため、看護師募集パンフレットには、できるだけ現場の様子がわかるような内容を掲載したいものです。実際に働いている看護師さんの声や院内の写真、就職後の働き方やキャリアパスが具体的に記載されていれば、求職者も安心して応募できますし、募集する側も求める人材を的確に募集しやすくなります。

募集側が求めるものと応募者の方向性が異なると、両者の満足度も下がるうえに、募集活動が長引きコストも余分にかかります。“求める看護師像”がきちんと示されていることで、募集する側・される側のミスマッチをあらかじめ防ぐことにつながるのです。

募集パンフレットは、将来その病院で働くかもしれない方へのラブレターです。「どのような看護師を募集したいか」を明確に示し、結果的に「どのような病院・クリニックにしたいか」が伝わるパンフレットになればベストです。

●「差が付く看護師募集パンフレット」を作るには?

看護師採用パンフレットは「目を引く表紙」「女性受けのよいデザイン・内容」「具体的な働き方・求める看護師像の明示」が必要だということをお伝えしました。漠然と「魅力的なパンフレットを作りたい」と思っていても、作り方がわからなくて途方に暮れる担当者も多いのではないでしょうか。

まずは、求職者が本当に知りたい情報を聞き出して、パンフレットに落とし込んでくれる制作(デザイン)会社や編集プロダクションにお願いしましょう。彼らは制作のプロですから、慣れないパンフレット制作もきちんとサポートしてくれます。またヒアリングをとおして、病院内部からではわからない客観的な魅力やアピールポイントを見つけてくれるかもしれません。

先に述べたように「採用パンフレットは似たような表紙・デザインが多い」もの。おすすめしたいのは、斬新なデザイン提案や取材で培ったヒアリング力が期待できる、雑誌や広報誌などの実績が多い制作会社です。最近では、医療分野、病院経営分野にも長けた制作会社が増えています。効果的なパンフレット制作がしたいと思ったら、ぜひ一度、プロに相談してみてはいかがでしょうか。

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制作事例 / 医療・健康

  • 健康カレンダー デザイン制作

    株式会社東京法規出版

  • あわら市 病院ホームページ制作

    医療法人 至捷会 木村病院

  • 自殺予防啓蒙パンフレット制作

    株式会社東京法規出版

病院のパンフレット作成で留意したいデザインのポイントとは

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大企業に飲食店、農業者や公的機関など、様々な場所でパンフレットを見かけます。しかし、それぞれのジャンルでデザインの特徴が違うことにお気づきでしょうか?どんなにおしゃれなデザインであっても、業界が違えばかえって良くないイメージを与えてしまうことになるかもしれません。

もし、病院のパンフレットを作成するのであれば、他のパンフレットとはまた違うポイントに留意しておく必要があります。どのようなポイントに留意していけば良いのか、下記にまとめました。

表紙のイメージは信頼感をデザインに

パンフレットを実際に手に取るかどうか、最も大きな分水嶺になるのが表紙のデザインです。「人は見た目が9割」というベストセラーがありましたが、同じように「パンフレットも見た目(表紙)が9割」です。最初に目がいく表紙のデザインは最も大切にしたい部分ではないでしょうか。

どんなにおしゃれなデザインだったとしても、病院のパンフレットなのにパンチが効いていてロックな感じのデザインでは、落ち着かないイメージを持たれてしまいます。病院の主な目的は患者の病気を回復させること。セールスポイントは信頼感と安心感です。一見無難なデザインになってしまうかもしれませんが、この二つの要素をいかに表紙のデザインで表現できるかが大きなポイントになります。

患者が知りたいことをわかりやすくデザイン

次にパンフレットの内容です。商品で言えば、中身は商品の品質そのもの。どんなにパッケージが素晴らしくかっこいいものでも、中身が伴わなければ評判は下がってしまいます。パンフレットの中身は顧客のニーズに合わせるべきです。顧客が知りたいこと、顧客に伝えたい内容にフォーカスしましょう。病院でいう顧客とは患者が該当するでしょう。つまり患者さんが知りたいと思っている情報をしっかりと入れていく必要があります。

まずは、患者さんはどのような情報を求めているのかを考えましょう。最低限必要な情報として、病院へのアクセス、診療科目、診療時間は必要です。駐車場の有無や広さ、送迎バスなどあればそれも記載したい情報になります。

安心感・信頼感を表現するのであれば、担当する医師や看護師の情報を記載すると良いでしょう。医師や看護師については、経歴や専門分野だけでなく、人となりを知ることのできる情報もあると、病院をより身近に感じることができ、安心感を演出できます。どんな情報を掲載するのか、どのような色でどのようなレイアウトで表現するのかはまさにデザインの領域となります。患者さんが見てわかりやすく、かつ安心感を持てるデザインがポイントになるでしょう。

ホームページと連動しよう

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病院内や病院周辺などで掲示できる案内だけでは情報不足です。それを補うためのパンフレット作成になるのだと思うのですが、パンフレットも掲載スペースの限りはあるのでやっぱり情報不足になってしまいます。看板や紙媒体では伝えたいけれども伝えきれないときに、役立つのがホームページです。ホームページであれば、記載スペースに縛られることなく情報を掲示することができます。

パンフレット作成をするのであれば、情報発信力があり、利便性の高いホームページと連動させないのは非常にもったいないことです。ホームページはパンフレットに書ききれない情報を掲載できるというメリットだけではありません。デザインを統一することで病院のイメージを訴求し、ブランディング効果を高めることもできます。

予算次第ではありますが、パンフレットにQRコード(二次元バーコード)を利用し、ホームページへと誘導するのも一つの方法です。

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制作事例 / 医療・健康

  • あわら市 病院ホームページ制作

    医療法人 至捷会 木村病院

  • 健康系リーフレット制作

    赤ちゃんとママ社

  • 健康カレンダー デザイン制作

    株式会社東京法規出版

健康関連商品の販促に必要な4つの方法

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健康関連分野は顧客生涯価値が重要

長寿大国日本では、健康関連商品はこれからますます発展が期待できる産業です。一方で参入する企業も多く、競争の厳しい世界でもあります。競争の厳しい産業だからこそ、一人の顧客とどれだけ長く付き合えるかが非常に重要になります。
サプリメントにしろ、整体院にしろ、リピート性の高い商品やサービスが多いのが健康関連産業の特徴でもあります。つまり、一人の顧客の人生からどれだけの収益をあげることができるかという「顧客生涯価値」が企業業績に響いてくるということです。健康関連市場で勝ち残るには、顧客生涯価値を高めるような戦略を立てなければなりません。

健康関連商品だからこそ考えたい顧客生涯価値

近年は健康関連産業に限らず顧客生涯価値の重要性が叫ばれるようになりました。その理由は次のようなものです。

・競争の激化

市場が成熟し、競争が激しくなると、新規顧客の獲得が難しくなります。収益を伸ばすためには他の顧客を奪うしかなく、そうなると新規顧客を獲得するコストが上昇するため収益率を下げる原因となります。そのため、今の顧客と長く付き合って、売上を持続する戦略のほうがメリットが高くなります。

・顧客が移動しない

市場に商品があふれると顧客は新しい商品を選ぶのが大変になります。すると、今まで使ってきて慣れ親しんでいる商品から変えるのをためらい、失敗するリスクを避けようとします。このような顧客心理を覆すには大変な労力が必要になり、既存客を重視したほうが賢明という判断になります。

・顧客データ管理が簡単になった

データ管理技術の進展により、顧客データの管理と活用が簡単に行えるようになりました。
これによって利益の多い顧客を重点的に扱うなど顧客との関係維持が戦略的にできるようになったのです。

このように、市場が成熟するほど顧客生涯価値が意味をもってきます。
健康関連はまさにそのような産業といえます。

顧客との関係で必要な4つの販促戦術

顧客との関係を構築するには、顧客のことを理解することが大前提であることは間違いありません。
顧客と企業の数だけ、顧客生涯価値を高める戦術があるといっていいでしょう。顧客との関係を構築するための代表的な戦術をいくつか紹介します。

1 スイッチング障壁の形成

スイッチング障壁とは、顧客が他の商品やサービスに乗り換える際のリスクをいいます。他の商品やサービスに乗り換えるときの手間や、金銭的損失などが顧客の流出を防ぐ壁となるのです。具体的には、メンバー制による特典、長期利用客割引、ポイント付加などがあげられます。

特に信頼は強力なスイッチング障壁になります。顧客は信頼できるかどうか分からない他の企業から買うよりは、リスクの少ない現在の会社を選ぶ方が得策と思います。顧客が他社製品に乗り換えるのをためらうような心理的要素を考えましょう。

2 顧客満足を追求する

顧客との関係を構築するうえで、顧客満足を追求することが何より重要なのは当然のことです。一度や二度、顧客が満足したからといって、同じ商品やサービス、扱い方で満足度を維持できるとは限りません。今は満足していても、明日も同じ商品に満足するかはわかりません。顧客満足度は常に変わっていくことを意識して、顧客を見続けることが必要なのです。

3 苦情を言わせる工夫をする

どんなに顧客を大切にしていても、失敗や間違いはあります。多くの顧客は不満を持っても、それを口に出すことなく他の商品に移ってしまいます。顧客が不満を持ったとき、その不満を口に出してもらいましょう。

具体的には、クレームを24時間受け付けるダイヤルの設置、顧客の声を書いてもらう用紙を個別に手渡すなどが考えられます。
大事なのは顧客が不満を言いやすいシステムを作ること。そして、クレームの数を減らすことではなく、クレームとなった問題を解決することです。クレームの減少が顧客満足に直結しているわけではないのです。

4 苦情を迅速に処理する

顧客からのクレームは時に信頼を取り戻すチャンスになります。クレームに迅速に対応すれば顧客の不満は消え、逆に信頼を寄せるようになるかもしれません。クレーム対応が遅れれば遅れるほど、顧客の不満は高まります。顧客を留めさせるか、流出させるかは、クレーム処理のスピードにかかっています。

販促の秘訣は顧客と長く付き合うこと

新規顧客を獲得し続けるのは、先の見通しがたちづらいですし売上も不安定です。それが、競争の厳しい業界ならなおさらです。既存顧客との関係構築は、安定した売り上げに不可欠なものといえるでしょう。健康関連産業は顧客と長く付き合えるチャンスが多い業界です。一人の顧客に何度も買ってもらえる工夫をしましょう。

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制作事例 / 医療・健康

  • 学生指導・国試対策マガジン制作

    株式会社メディックメディア

  • 福井赤十字病院 病院案内制作

    日本赤十字社 福井赤十字病院

  • 健康カレンダー デザイン制作

    株式会社東京法規出版

パンフレットを上手に活用して病院へ提案する方法

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病院などの医療機関への営業は一般企業の営業と異なる点が多々あります。営業の相手が医者または専門職の方であったり、命に直結する仕事であったり、ライバル他社が非常に多かったりします。パンフレットのみ置いていくようなことも頻繁にあるかもしれません。パンフレットのみの提案で受注につなげるには工夫が必要になります。上手にパンフレットを活用して病院に対して提案する方法について考えていきましょう。

料金が明確

微妙な製品の違いやオプションのパターンによって料金形態が複雑な商品があると、営業担当者に事細かに説明をしてもらわなくてはいけなくなり、その煩わしさから敬遠されてしまいます。パンフレットを上手に活用するのであれば、料金が明確に記載されているわかりやすいものが好ましいです。まずは選んでもらうためのファーストステップをクリアするためには、わかりやすさというインパクトが求められます。どうしてもオプションなどをつけなければいけない場合には、その次のステップで説明をすれば良いのです。最初に目に止まって選んでもらうことがパンフレットの役割なのです。

付箋を貼る

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パンフレットは性質上、一軒の得意先のためだけに作ることは基本的にはしません。できるだけ汎用性の高いものを制作するのが一般的です。そのため、どうしても営業先の施設や病院に提案したいもの以外の内容も含んでしまいます。こればかりはパンフレット制作過程でどうにかなる問題でもありません。

そんなときは営業担当者に付箋を活用してもらいましょう。見てもらいたい箇所に付箋を貼る、メモを書くなどの対応をつけるだけで、パンフレットを開いてもらえる可能性はぐっと上がります。また、見てもらいたいところにピンポイントに付箋を貼ることで、忙しい先生方の時間を無駄にとらせません。「付箋のところ見てください」と一言添えるだけでOKです。非常に簡単で効果の出易い提案手法と言えるでしょう。

書き込みやすい紙質、余白を十分に取る

医療機器などは補足説明がどうしても必要になる場合があります。別紙を作って渡すのも良いのですが、それだと営業担当者の手間が増える上、お客様にもどこを見たら良いのかわからないとのクレームにもつながってしまいます。説明が必要になる商材の場合はパンフレットにあらかじめメモを取れるような余白を作っておくと良いでしょう。余白に書き込んでもらう、または営業担当者が書き込むことでわかりやすいパンフレットにカスタマイズされます。
紙質は当然書き込みにくく文字が見えにくいコート紙よりも、上質紙やマットコート紙の方が書き込みやすくオススメです。

情報を詰め込みすぎない

パンフレットにあれこれたくさんの情報を詰め込んでも一言一句しっかりと読み込んでくれるのはよほど興味を持ったかもしくは暇なのかのどちらかです。基本的には忙しい方の多い医療機関ですから、パンフレットに掲載する情報もできるだけ厳選し、簡潔にまとめる必要があるでしょう。キャッチコピーを目立たせたり、読んでもらいたい文を大きく表示したり、できるだけ写真や図などのビジュアルを用いたりと、読みやすい冊子を作ることはとても重要です。ひたすらに多くの情報をパンフレットに詰め込んでも大概は読まれないものなのです。

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制作事例 / 医療・健康

  • 新卒 歯科衛生士向け フリーペーパー制作

    クオリア・リレーションズ

  • 病院創立90周年記念誌制作

    日本赤十字社 福井赤十字病院

  • 若年者の自殺 啓蒙パンフレット制作

    株式会社東京法規出版

病院向けのキャンペーンを行う際の4つのポイント

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病院などの医療機関に出入りし、営業を行う場合、一般企業と異なる様々な注意点があります。キャンペーンを行う際も同様です。病院向けのキャンペーンを行う場合どのような点に注意して実施するのが良いのでしょうか。ポイントを4つまとめました。

インパクトがあるキャンペーン提案

どんなキャンペーンもインパクトは重要です。ここでいう「インパクト」とは、大きな衝撃を与えるということよりも、一目で興味関心を持たせることを指します。商品の値下げやクーポンを用いるプライス手法キャンペーンは多くの競合他社がすでに行っていること、さらにはそれほどの真新しさもインパクトもないというのが実情です。

また、病院などの医療機関に持ち込まれる商品は人の命に関わる非常に重要なものばかりです。単純にプライス手法でキャンペーンを行い、値下げをしても効果的だとは言えません。キャンペーンで競合他社との差別化を図ろうと考えるなら、値下げなどの安易なキャンペーンよりも、インパクトのある独創的なキャンペーンを実施したほうがお客様の興味関心を引きつけるものとなります。

エレベーターピッチで伝える

病院の先生は非常に多忙です。キャンペーンの説明を長々と聞いてくれることはなかなかありません。そのためキャンペーンの中身はシンプルでわかりやすいものでなくてはいけません。エレベーターピッチと呼ばれる短時間のプレゼンが求められます。できれば15秒、長くても1分以内に重要ポイントを伝えられるようにまとめましょう。

また、説明のためのチラシやパンフレットも一緒にお渡しした上で提案するほうがよいでしょう。当然、チラシやパンフレットもわかりやすく簡潔にまとまっている必要があります。このときのポイントは、あとで時間があるときに読めば内容が理解できることです。

わかりやすく注意深い内容説明資料

時間に追われている病院の医師への営業の際に手渡すチラシやパンフレット等の資料は、大前提としてわかりやすいものでなくてはいけません。情報が足りなくてもいけませんし、多すぎても読みにくい印象になるだけです。必要不可欠な内容がそろっていることが求められます。

このとき注意したいのは校正です。病院や医療機関向けのパンフレットは、ちょっとした表現の誤りが大きな損害につながることがあります。たとえお客様の誤解だったとしても、誤解を招くような表現をしたことに対して責任が発生する可能性があります。しっかりと校正を行ってから印刷するようにしましょう。

参加したくなる仕掛け

どんなにインパクトのあるキャンペーンで、わかりやすい説明資料があったとしても、お客様自身が購入または参加したいと思うものでなければ意味がありません。ここでもポイントになるのは興味を持ってもらえ、手間がかからず、メリットが大きいものであること、です。ターゲットである医療関係者が何に興味を持っていて何に困っているのか、どんなものがあったら喜ばれるのかを普段の営業活動の中から調査しておくと、キャンペーンの企画立案の際にとても役立ちます。

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制作事例 / 医療・健康

  • 病院HP デザイン制作

    医療法人福仁会病院

  • 「ラインケア」啓蒙パンフレット制作

    株式会社東京法規出版

  • 病院創立90周年記念誌制作

    日本赤十字社 福井赤十字病院

年齢層で変わる!ささる健康食品のパンフレットとは

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おじいちゃんは大相撲、お父さんはプロ野球、大学生の息子はテレビを見ないなど、年齢層で興味関心が異なるように、惹きつけられるパンフレットのデザインも年齢によって変える必要があります。特に健康においては年齢層によって抱える悩みが異なります。健康グッズを販売する際、各年齢層でどのようなデザインにすれば良いのか、解説してまいります。

F1層(20〜34歳女性)

最も流行に敏感なF1層にささるパンフレットはずばりファッショナブルなデザインです。どんな優れた商品でもダサいパンフレットでは手に取ってすらもらえません。音楽ライブやアート展などのチラシを色彩、フォント、イラストの参考にすると良いでしょう。パンフレットもウェブと連動していたり、スマホ対応していたりするなどの工夫も必要です。

F2層(35〜49歳女性)

様々な健康上のトラブルを抱え始めるF2層には主婦も多く、ポップでギラギラしたものよりも落ち着いたデザインの方が好まれます。イメージとしては隠れ家的なカフェや暮らし系雑誌が近いかもしれません。
この層では子どもの有無や既婚か未婚かでもデザイン嗜好に大きく変化生じます。既婚で子どもありの方が、未婚で子なしの方よりも落ち着いたデザインを好む傾向にあります。

F3層(50歳以上女性)

健康食品の場合、最も重要なお客様になりうる層です。健康に関するトラブルを抱えていることが多いばかりでなく、比較的お金に対する余裕もあるので成約に至る可能性は高めです。デザインは文字大き目、写真多めが好まれます。年齢層が上がるにつれて時間的な余裕がある方も増えるので読ませるタイプのパンフレットも良いでしょう。

M1層(20〜34歳男性)

M1層向けのパンフレットを作成する場合、F1層同様ファッショナブルなデザインがオススメです。ただし、F1層と比べるとデザインというよりは商品スペック重視となります。価格や特徴を明確にイメージできるカラーやイラストをパンフレットに使用しましょう。

M2層(35〜49歳男性)

お金もあり、健康に対して意識し始めるのがこの層です。デザインよりも内容のほうを重視しがちなため、成分や産地、製造方法などの情報がより細やかに掲載されているほうが好まれます。デザインに関してはシンプルかつ高品質感を求めます。インターネットの扱いにも長けており、パンフレットから直電話というよりも、一度インターネットで検索してから注文するため、EC 販売窓口は必須です。

M3層(50歳以上男性)

非常にこだわりを持つM3層に欠かせないデザインイメージは高品質・高級感です。一度気に入った商品は長く購入し続ける傾向にあるため、最初の購入が大きなポイントになります。この層をターゲットとする際には妻であるF3層の影響が大きいことを忘れてはいけません。そのため、パンフレットデザインはF3層にささる形にして、妻経由で購入促進をはかるという手法もあります。

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制作事例 / 医療・健康

  • 医療系ムック制作

    株式会社 朝日新聞出版

  • 学生指導・国試対策マガジン制作

    株式会社メディックメディア

  • 福井厚生病院 院内報制作

    医療法人 厚生会 福井厚生病院

一般企業とは少しちがう、病院が行う3つのキャンペーン手法

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販売促進を行う際にキャンペーンを行うのは常道と言えます。しかし、病院などの医療機関が行うキャンペーンは一般の企業のようなものではいけません。法律上当然、勝手な値引きや薬のセールなどは行えません。そこで、どのような方法でキャンペーンを行うのかが重要なポイントになってきます。病院がキャンペーンを行うにあたってどのようなタイプのものがあるのかまとめました。

地域密着型キャンペーン

キャンペーンと言っても実に様々です。商品の販売促進のために値下げをしたり、豪華景品をプレゼントしたりするばかりがキャンペーンではありません。では、何のためにキャンペーンを行うのでしょうか。病院の場合、地域密着という点が大きなポイントになるでしょう。こうしたときに、地元の人たちを集客するキャンペーンの考え方もあります。病院の広い駐車場を使った夏祭りやバーベキューなど、地元の方々との交流をはかります。

地域密着型キャンペーンのポイントは短い時間でも良いので医師や技師、看護師が入れ替わり立ち替わり顔をみせることです。医療の現場ではない場所で顔を合わせ交流していることで、より強い信頼関係を作ることができます。

社会貢献型キャンペーン

目的を考えるときに「信頼関係の強化」のほかに「社会貢献」「CSR(企業の社会的責任)」という側面からのキャンペーン手法について考えることができるでしょう。血圧計を持参しての無料測定キャンペーンや高齢者宅への訪問など、病院や介護施設だからこそ行える社会貢献の形があります。こうした社会貢献型のキャンペーンを行う際には人や機材の手配など事前の準備が欠かせません。また、周知させることも重要です。

社会貢献型キャンペーンポイントは定期的に行うことです。月に1回決まったタイミングで行うことで開催日に対する期待感を高揚させることができます。また、子ども向けにはお菓子を配るなどメインではないターゲットへの心配りもイメージを作る上では重要です。

未来育成型キャンペーン

勉強会は何も医師同士で行うばかりではありません。地元住民に向けた勉強会や講演会を行うのもキャンペーンの一つです。応急手当の方法やAEDの使い方講座、インフルエンザ予防など季節やタイミングに応じた講座を開設することができるでしょう。

未来育成型キャンペーンの勉強会は一般に対してだけではなく、幼稚園や小学校など学校施設に対して提案することも可能です。自分たちの医療講座をきっかけにして地域で医者を目指す人材が増えたら嬉しいことではないでしょうか。

病院などの医療機関の運営に欠かせないのが信頼と実績です。信頼は実績だけでは成り立ちません。交流を通した地道な関係性作りが必須なのです。定期的にキャンペーンを開催することで、地域との関係性を深め信頼を強めるのはいかがでしょうか。

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制作事例 / 医療・健康

  • 医療系ムック制作

    株式会社 朝日新聞出版

  • 医療系ムック制作

    株式会社 朝日新聞出版

  • 健康カレンダー デザイン制作

    株式会社東京法規出版

パンフレットから紐解く、病院が地域ナンバーワンを維持するための戦術

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病院などの医療機関に訪れるほとんどのお客様は地域在住です。足元である地域を疎かにしては経営が成り立ちません。訪れるお客様の中には「地元で評判がいい」「地域で一番」という理由で訪れる人も少なくありません。地域ナンバーワンという言葉は信頼にも直結しています。一度地域ナンバーワンになった場合、それを維持するのもまた大変なことです。今回はパンフレットから、地域ナンバーワンを維持するための戦術を解説していきます。

殲滅戦を行う

自動車業界でナンバーワン企業といえばトヨタです。トヨタがなぜ総合ナンバーワンを維持しているのかといえば、殲滅戦を行っているからです。トヨタのパンフレットを開いてみましょう。軽自動車からSUV、スポーツカー、ワゴンタイプ、ハイブリッドカー、電気自動車など、系列会社のものも合わせると実に多岐に渡ったラインナップを見ることができます。他社が行っていることはすべて実践することで、名実ともにナンバーワンとなっています。

病院においてラインナップは診療科になると言えます。地域で一番多くの診療科を設けることで、とりあえずここに行けば大丈夫という安心感をもたらしてくれます。地域で最も診療科目が多いのであれば、パンフレットにも自信を持って記載しましょう。

広域戦を行う

パンフレットによくある項目で言えば、支店・営業所の紹介です。これもナンバーワンを維持するためには欠かせない項目です。家電業界の雄と言えばヤマダ電機ですが、広域戦を行うことでナンバーワンの地位を維持しています。ヤマダ電機は日本全国で店舗展開を行っており、店舗間で共通するポイントシステムなどの連携が売りの一つです。どの地域でも同等のサービスが受けられるということはお客様にとって安心材料です。

病院において、連携病院や系列病院の数がそれに該当します。引越しをしても、旅行中でも、その町に通院していた病院の関連機関があるということは安心につながるものです。パンフレットに系列店などを記載するのにはこのような効果を狙っているのです。

差別化をさせない

弱者の戦略の一つに差別化があります。他社と違ったサービスを打ち出すことで、オリジナリティを打ち出しお客様を獲得しようとする動きです。業界2位以下の企業では差別化のポイントがパンフレットに大きく掲載されています。

地域ナンバーワンの企業が取る戦術は、オリジナリティを打ち消すことです。2番煎じでもOKですので、とにかく地域の他社がやっていることは取り入れましょう。多くの場合、資本や資源を持っているナンバーワン企業が優位に立つようになります。他に安定したお客様がいるからと言ってトップの座にあぐらをかいているといつの間にか逆転されてしまうことにつながります。

病院の場合、送迎や訪問医療、最新機器の購入など、他機関が取り入れていて自社組織で取り入れていないものはないか、情報を得た上で相手の優位性を打ち消しましょう。

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制作事例 / 医療・健康

  • 若年者の自殺 啓蒙パンフレット制作

    株式会社東京法規出版

  • 「ラインケア」啓蒙パンフレット制作

    株式会社東京法規出版

  • 病院創立90周年記念誌制作

    日本赤十字社 福井赤十字病院

病院のパンフレット制作時に注目したい4つのポイント

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病院などの医療機関が提供しているものは、他の業種と大きく異なるものです。多くの企業が提供しているサービスや商品は、目に見えるモノの取引であったり、より便利で豊かな生活を手にいれる手段だったりします。しかし、病院で提供しているのは、直接命や健康に関わる特別な知識と技術です。パンフレットを作成する際には、当然他の業界のパンフレットとは異なる内容になります。病院のパンフレットを作成する際には何に注目して進めていけば良いでしょうか。そのポイントを4つまとめました。

パンフレットを作る目的

そもそも、パンフレットを作ろうと考えたきっかけはなんでしょうか?なんのためにパンフレットを制作する必要があるのでしょうか?目的を考えることは、パンフレット制作の原点であり、どのようなパンフレットを作るのかを考える上で非常に重要な項目です。

なぜなら、目的によってパンフレットの内容やレイアウト、デザイン、コピーが変わってしまうからです。例えば、同業者や取引先に対して紹介するパンフレットであれば、専門的な情報を載せる必要がありますが、顧客である患者をターゲットにしたパンフレットであれば専門的な用語などはできるだけ使わないようにするべきです。

信頼と実績

病院の広報の核となるのが「信頼と実績」です。どんなに最新の設備が整っていたとしても、どんなにきれいな建物だったとしても、信頼と実績がない医療機関に人は訪れません。パンフレットにはこの目に見えない「信頼と実績」をどのように表現するかがポイントになってきます。

パンフレットで見せることのできる方法は、写真とコピーライティングになります。どのような写真をセレクトし、それにどのような文章を載せるかで与える信頼・実績のイメージは変化するでしょう。

伝えたいメッセージ

パンフレット作成においてコピーライティングはとても重要なものです。中でも、部署の説明や、導入されている機器の説明よりも、どのような思いを持って何を目指して医療を行っているのかということのほうが大切になってきます。

どのように患者に寄り添うのか、地域とどのように関わり、どのように貢献していくのかをわかりやすい言葉で、短く説明できるようにしなくてはいけません。あまり長い言葉で書くと、なかなか理解されにくいというだけでなく、結局読んでもらえないという可能性もあります。ワンセンテンスでまとめることができれば、それはキャッチコピーとしても活用できるでしょう。

パンフレットを置く場所

制作したパンフレットを置く場所は、目的とも大きく関係しています。何のためのパンフレットなのかで用途が変わるからです。同業者や取引先に向けたものであれば、応接室などに置いておき、お客さんが来た際に手渡せば良いでしょう。

しかし、患者や地域に向けてのパンフレットであれば、応接室に置いておいても無意味です。患者や地域の住民が手に取りやすい場所になければいけません。待合室に置いておき、読んでもらうのも良いかもしれません。しかし、それだと患者以外の方に伝わりにくいものとなってしまいます。そこで、ホームページ上にアップロードすることで、いつでも誰でもパンフレットが読め、地域の方や初めて訪れる方にも伝わるようになります。

病院のパンフレットは他の業種と異なる部分も多く、考えるべき優先順位も異なります。制作する際にはぜひとも、上記の4つのポイントを考慮して作成にあたってみてください。

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制作事例 / 医療・健康

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    株式会社東京法規出版

  • 学生指導・国試対策マガジン制作

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