旅行パンフレットの作成で注意すべきポイントとは?

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旅行パンフレットは作成の仕方で効果が大きく変わります。ここでは制作時に注意したい5つのポイントに加え、インバウンドで盛り上がる外国人向けとホテルの2種類についても作成のポイントを紹介します。

旅行パンフレットの作成に欠かせない5つのポイント

ビジュアルの重視

パンフレットは文学作品ではありません。どんなに上手で読ませる文章を連ねたとしても文字だらけのパンフレットは人気がありません。なぜなら、パンフレットを見る人の目的は「パンフレットを読むこと」ではなく、「観光地の情報を知ること」だからです。読んで得られる情報よりもビジュアルで得られる情報のほうがわかりやすく、早く、そして楽です。

文字情報ももちろん必要ですが、できるだけ写真やイラストなどのビジュアルでデザインを構築すべきです。文字情報は写真の補足説明などにとどめるようにしましょう。

地図情報はわかりやすく

観光地を訪れる人の大きな興味関心事は、行きたいところがどこにあるのか、どれくらいで行けるのかということです。駅などの公共交通機関から「徒歩◯分」という情報も大切ですが、多くの方は他のエリアから来るのでどのように行けばいいのか道順が不明です。こうしたときに使えるのが地図です。

ところが、パンフレットなどに掲載する地図は紙面の都合上なのか、簡易的で距離感もつかみづらく、わかりにくいものが多いのではないでしょうか。わかりにくい地図を載せるくらいなら、QRコードを掲載し、ウェブ情報にジャンプしてもらった方が良いでしょう。スマートフォンにてウェブを見てもらう、もしくはマップアプリを活用してもらうことでよりスムーズに案内することが可能になります。

ウェブとの連携

当然のことながら、パンフレットに全ての旅行情報を詰め込むことは不可能です。パンフレットには必要最低限の情報にまとめ、いかに興味を引くかにポイントを絞りましょう。しかし、それでは全く魅力が伝わらないのではないかと心配する声が上がるかもしれません。

そんなときのために、ウェブサイトと連携を図ることができます。詳しい情報はウェブサイトへと掲載する、もしくはすでに十分な情報がアップロードされているサイトと連携を図ることによって、詳しい情報を事前に知ってもらえます。インターネットで検索することが当たり前の時代だからこそ、ウェブとの連携は必須事項と言えるでしょう。

よそ者の声を拾う

なぜこの地域に魅力を感じたのか、何が目的で訪れたのかなど、観光客のニーズを知っているのは観光客自身です。地元の人に聞いてもこればかりは答えようがありません。外からの視点が必要になります。旅行中の方にアンケートやインタビューを行うのも一つの方法ですが、彼らには時間があまりないため、長時間の協力は望めません。

そこで注目したいのが地域に引っ越してきた方や移住してきた方の存在です。どんな点に魅力を感じたのか、何があったらもっと良いと思うかなど率直な意見を求めてみるのはいかがでしょうか。地元の人には見えないポイントが見えるかもしれません。

予定を立てやすい情報を掲載

パンフレットには観光客が不快な思いをしないような必要な情報を掲載する必要があります。例えば、オススメしているお店の定休日や営業時間です。行ったけれどもお店が閉まっていたとしたら、非常に残念な気持ちになってしまうことでしょう。できるだけストレスを感じないような気遣いをパンフレットにも含めていけるとより良いパンフレットが完成するのではないでしょうか。

 

ホテルのパンフレット作りに欠かせないデザインワーク

ホテル内観

ホテルのパンフレットを作る際、イメージを大切にデザイン制作していくことをお勧めします。ホテル用のパンフレット作りに欠かせないデザインワークは4つあります。

1つ目はパンフレットのメインビジュアルです。ホテルを検討している際に最初に目に入ってくるものであり、それが第一印象になるからです。第一印象で良いイメージを与えることができると、他のものも良いものであると認知してしまいやすいという心理効果が働きます。

次に、ホテルの売りが何かを明確にすることです。それを最もわかりやすく表現した写真を撮影しましょう。今は撮影も加工も誰でも簡単にできる時代ですが、商業用はやはりプロにお願いするのがよいでしょう。

3つ目はベースカラーの選択が挙げられます。青をベースカラーにした場合、海や湖のイメージ、緑は山や草原という具合に、場所のイメージが強調されます。ベースカラーはメインビジュアルとの相性も大切なので、デザイナーと相談しながら決めていきましょう。

最後に、用途とサイズです。最もポピュラーなものは三つ折りタイプで、まさしくホテルを利用するお客様に見てもらうために作るケースがほとんどです。一方で冊子タイプの場合、情報量が多く掲載可能なことから、就職説明会用や企業説明会など人材募集や対取引先向けとなります。目的や用途が明確になればそれに伴って掲載する情報も自ずと決まってきます。詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

 

外国人向けパンフレットの注意点

外国人観光客

外国人にささるデザイン

近年ますます外国人観光客が増加し、その対応がとても重要になってきています。コロナ禍が終息すればインバウンドも復活するでしょう。本当に外国人観光客を呼び込みたいと考えるのであれば、外国人にささるパンフレットデザインが必要になります。

訪日する外国人観光客は日本人以上に日本に興味があり、日本が持つ独特の文化を知りたいと感じています。パンフレットのデザインもそうした外国人の心をくすぐるものにする必要があります。デザインだけで目をひくパンフレットを作ることができれば、外国人観光客の集客に大いに役立つでしょう。

また、外国人向けに作るパンフレットは基本的には英語など他言語でなくてはいけません。かといってすべてアルファベットにする必要もありません。欧米諸国では漢字は一種のデザインとして認識されており、「クール」であるとの評価を受けています。表紙に大きく漢字を活用してインパクトを与えるという手法もあります。この場合、何のパンフレットなのかがわかるような文章や写真を掲載することで効果が高まります。

外国語で表記されているとはいえ、パンフレットの文章だけですべてを理解してもらうことは不可能です。他言語でコミュニケーションを取ることを考えるからこそ、パンフレットにはイラストが欠かせません。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

外国人観光客のニーズや目的を考える

外国人観光客は何を目的として日本を訪れているのでしょうか。観光庁の調査では、約87%が観光目的で来日しています。中でもトップ3は「日本の食事」「ショッピング」「温泉」です。地元を訪れる観光客の目的は何が多いのかによって注力するものが変わってきます。

外国人観光客はそのほとんどが来日前にインターネットで情報を調べた上でやってきます。しかし、大きな不満となっているのが「英語」と「WiFi」の二つのサポートです。英語が話せる日本人がいない、インターネットで調べたくてもWiFiスポットがなく情報収集に困っているという課題をサポートできると、外国人観光客は入店してくれる可能性が高まるでしょう。

日本人でも地元でなければ、料理の名前だけ見てイメージのできない料理がたくさんあります。当然、外国人にとってはさらによく分からない食べ物であることは間違いありません。そのため、メニューやパンフレットを外国人向けに作り直すのであれば、単にメニューを翻訳するだけではなく、料理の写真と簡単な説明文を載せると親切です。その他、トイレや非常口などでも、誰もがイメージで理解できる絵や写真を活用することによって旅行者の不安を取り除くことができます。詳細についてはこちらの記事もご覧ください。

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