こんなにも役立つ!?会社案内の意外な使い方

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会社案内とは、一般的に企業の歴史や理念、事業内容、実績などを説明する冊子です。使い方としては、取引先への参考資料として渡したり、来店したお客さんに渡したりするというのが主なものとなります。これ以外にも会社案内には役立つシーンがあります。意外な使い方をご紹介しましょう。

イベントの集客に活用

会社案内をイベントの集客に使うという方法があります。しかし、どんな会社案内でも集客に使えるわけではありません。プレミア感を出すという点がポイントになります。プレミア感を付ける方法は3つあります。

一つ目は所属アーティストの限定グッズ付き、限定100部配布など、「限定の力」です。そこには有名人やグッズなど会社案内自体に価値を付属する必要があります。

二つ目は「インセンティブ」です。会社案内にキャンペーンに応募するためのシリアルコードを設ける、景品と交換できるなどのメリットを付与することです。

三つ目は「コレクティブ」です。収集したくなる仕掛けを作ります。全国展開している企業であれば、地域限定会社案内を作り全部集めると商品がもらえたり、一枚の絵が見えるなどの仕掛けを設けたりすると良いかもしれません。

こうしたプレミア感を付けることによって、会社案内を使ってイベントの集客に役立てることができます。ただし、これら方法は会社案内としては風変りな一手です。掲載内容が伴っていないと、逆効果の場合もあるので、作成する際はよく内容を吟味する必要があります。

見込み客のフォローとしての活用

たまたま会社案内を手に取った、少し興味があったので受け取ったという方もいるでしょう。こうした見込み客はフォローすることで顧客になる可能性があります。しかし、この段階のお客さんのフォローを営業部員がいちいち行っていては非常に大変ですし、対費用効果も少ないと言わざるを得ません。そこで、パンフレットに見込み客のフォローもさせるということができます。会社案内を手に取ったお客さんが疑問に思うであろう質問や、それぞれのライフステージに合わせた内容を盛り込むことで、見込み客に対してフォローができます。このときに、プラスの情報ばかりでなく、あえてマイナスな情報を盛り込むことによって、客観的視点でお客さんへアプローチをはかる場合があります。これは、いい面も悪い面も見せることで誠実さを伝え信頼感を得るためです。さらに、商品購入後のトラブルを減らすことにも役立ちます。

ロイヤルカスタマーを作る

会社案内というものは実にマニアックな冊子です。その企業に関わる情報しか書いてありません。それでも手に取ってくれる方はもはやファンと言っても良いのかもしれません。リピーターをいかに作っていくのかということが企業の経営命題になっている今、会社案内を手に取ってくれるロイヤルカスタマー候補を見逃す手はありません。自社の歴史や思い、ミッションを会社案内で上手に伝え、共感してもらうことで再度購買につなげていくことが可能になります。

ロイヤルカスタマーは自身がお客さんとしてリピートするだけでなく、人に勧めることで新規顧客を連れてくるという効果も期待できます。しかも、一見さんよりも誰かからの紹介でお客さんになってくれた方のほうが他社に流れることも少なくなります。

会社案内は単純に会社の情報を伝えるというだけでなく、使い方や使うシーン、手に取ってもらう人はどんな人なのかをイメージしていくだけで用途の幅が広がっていくアイテムです。会社案内を制作するのであれば、ぜひ、様々なシーンで役立つものにしてください。

 

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