捨てられないパンフレットの作成方法

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パンフレト、捨てられたらネクストチャンスはない!

パンフレットってお客様が持ち帰ってから購入を検討するツール。だから、購入していただけるにしても、購入していただけないにしても、検討が済めば必要ないものかもしれません。

しかし、パンフレットには購入を検討する以外の役割もあります。それは、商品のことを、ひいては会社のことを思い出してもらう役割です。その時は購入しなくても、後日やっぱり欲しくなるかもしれない。あるいは、しばらくしてから相談したくなるかもしれない。

その時にパンフレットを捨てられていたら、ビジネスチャンスを逸することになりかねません。パンフレットは商品や自分たちのことを思い出してもらうためのツールにもなります。せっかく作るなら捨てられない、保存してもらえるパンフレットを目指すべきなのです。

捨てられないパンフレットにする工夫

世の中にはあまりにたくさんのパンフレットが出回っているので、ありきたりのパンフレットでは手元に残していただけません。パンフレットをとっておいてもらうには、他とは違うものにする。つまり“捨てられない機能”を搭載しなければなりません。たとえば次のような機能を搭載すれば、パンフレットを手元にとっておいてもらえる可能性が高くなります。

・役立つ情報を載せる

商品の情報だけでなく、見る人にとって役に立つ情報が載っていれば手元に残しておいてもらえるかもしれません。たとえば、冠婚葬祭のパンフレットならカレンダー、旅行パンフレットなら観光地のMAPを載せるといった手法はよく見られます。資格試験など「お役所」絡みなら官公庁の連絡先を載せるといった手法もあるでしょう。他にも基礎用語や専門用語の解説などを載せるのもいいかもしれません。見る人にとって有用な情報は、捨てようとするのを思いとどまらせる力があります。

・変わった形状にする

パンフレットは持ち運びや読みやすさを考慮し、A4サイズの四角形が圧倒的に多いようです。確かにA4サイズは扱いやすいサイズなのですが、印象を残すという点では弱いといえます。印象にのこらないパンフレットは捨てられる可能性大です。おもいきって違う形状にすることで、印象に残る捨てられないパンフレットになるかもしれません。

形状を四角ではなく丸や三角にする、あるいは八つ折りにするなど折り方を工夫する、表紙の素材を変えるなどアイデアはいろいろあります。形状を変え、見た目の印象を残すことは、捨てられないパンフレットにするのに効果的な手法です。

・秀逸なデザイン

パンフレットに限らず、いいデザインのものを人はなかなか捨てられないものです。パンフレットをデザイン性の高いものにすれば捨てられない確率は高くなるでしょう。デザイン性で特に重要なのはもちろん表紙です。表紙が他にない、引きつけられるデザインであれば、捨てる気にならないかもしれません。いいデザインには力があるのです。

・豪華

デザインと似た要素で、豪華さというのも捨てられないための力になります。豪華そうなものはもったいないという気持ちになり、なかなか捨てられません。豪華といっても、お金をかけて作るということばかりではありません。デザインや紙質、製本などで豪華そうに見せることができるのです。重厚なデザインやこった作りのパンフレットにすれば、捨てるのを躊躇させる効果が期待できます。

捨てられないパンフレットにすればネクストチャンスがついてくる

すぐにすてられてしまうパンフレット。手元に残しておいてもらえるパンフレット。その違いはビジネスに大きな違いをもたらすかもしれません。パンフレットがすぐに商品の購入に結び付くことは、それほど頻繁にあることではないでしょう。しかし、パンフレットを捨てられなければ、いつか次の機会が訪れるかもしれないのです。ありきたりのパンフレットではなく、捨てられないパンフレットを作る。その姿勢がネクストチャンスを生みだします。

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