オウンドメディアの記事制作で取り入れたいSEO対策

オウンドメディアを運営するにあたり、とにかく記事をたくさんアップすることがSEO対策になると思っていませんか? しかし、現在、記事制作のSEOにおいて重視しているのは「量」より「質」といわれています。では、「質」をどう上げていくことがSEO対策につながるのでしょうか。

目次
  1. SEOで重要なのは記事の「量」よりも「質」
  2. キーワード選定からのSEO対策
  3. SEOに効果的なライティング
  4. まとめ

SEOで重要なのは記事の「量」よりも「質」

記事をたくさん作ればSEOにつながると考えていらっしゃる方も多いのですが、逆に記事を量産しすぎることで、同じキーワードによる似たような記事ができてしまうことで、重複コンテンツとみなされて、サイトの評価が下がってしまう可能性があります。つまり、キーワードを多く組み込んで、記事を量産することが、検索結果の上位表示につながるわけではないのです。記事をたくさん作ることに労力をかけるより、一つひとつの記事に労力をかけて、独自性のある、品質の良い記事を制作することの方がSEOに効果的といえます。

もちろん、記事を増やすことは、リーチできるユーザーを広げて、回遊率や滞在時間の向上にもつなげることができるので、「量」も大切です。記事を定期的に更新する計画を立てつつ、重複コンテンツができないように、テーマや切り口を変えて一極集中にならないよう注意しましょう。現時点で、似たようなコンテンツがある場合は、一つの記事にまとめておくといいでしょう。

キーワード選定からのSEO対策

キーワードがあれもこれもと入れてしまうと、検索エンジンがどれを評価して良いのか分からず、効果が薄れてしまうので、キーワードの選定は、SEO対策においても重要な工程といえます。その際、競合が多く検索数も多いビッグワードか、競合が少なく検索数の少ないスモールワード、どちらを狙ったらいいのか迷われる方も多いと思います。

ビッグワードでのリーチは難易度が高いとはいえ、集客を狙う上では避けては通れないので、ホームページの中でもっともSEO効果が高いトップページは、いずれビッグワードで狙えるように作っておきましょう。その一方で、下層ページにおいては、まずは比較的上位常時させやすいスモールワードを狙い、ドメインパワーを上げていってから検索ボリュームの多いキーワードに広げていくなど、狙っていくキーワードについても計画を立てていきましょう。

ビッグワードをはじめから集中的に狙いたい場合は、比較的時間のかかるSEO対策より、リスティング広告などの手法をおすすめします。

SEOに効果的なライティング

キーワードを選定したら、ライティングにあたってもSEOを意識した書き方をしていきましょう。むやみやたらとキーワードを組みこむと、読みやすさに支障が出るため、ユーザーにとってストレスとなり、離脱率の上昇にもつながります。クローラーが優先しているのは【タイトル】→【見出し】→【本文】の順なので、まずは優先順位の高い部分にマストで上位表示させたいキーワードを含めるようにして、本文は読みやすさを優先するようにしましょう。検索結果画面で表示されるタイトルの文字数はPCとモバイルで異なりますので、長すぎて途中で途切れるようなタイトルは避けるとともに、前方の方にキーワードを入れるようにしましょう。見出しもできる限り狙っているキーワードを不自然にならないように入れてみましょう。

本文については、読みやすさを重視するとはいえ、一点気を付けたいのが代名詞です。「これ」とか「その」などは文章を読みやすくするために使い勝手がいいですが、検索エンジンからすると何を指しているのか理解できません。とはいえ、代名詞をなるべく使わないようにした結果、同じ言葉が何度も出てきて、読みにくくなることもありますので、こうした場合は、他の言葉に言い換えた表現ができないか類語辞典などで調べましょう。また、特定のキーワードに対して連想されうる共起語も調べて、おくといいいでしょう。こうしたワードを入れることで、ロングテールSEOの効果が期待できます。原稿を書き終えたら、長い文章、複雑な文章がないか確認し、できるだけシンプルに書き換えたり、箇条書きに整理したりすると読みやすくなります。

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まとめ

やみくもに記事を量産して似たような記事ばかりのサイトにするより、高品質な記事をコンスタントに発信していくサイトにした方がSEOには効果的です。なので、今現在、同じような記事が見られる場合は、一つの記事にまとめるなどの対応を取りましょう。同じような記事を作らないことが鉄則です。

キーワードについては、まずはスモールワードで狙っていき、上位表示されやすいサイトに育てていき、徐々に検索ボリュームの多いキーワードへとひろげていきましょう。

記事の制作において、タイトルや見出しにはキーワードをマストで使い、本文においては、代名詞の使用は極力避けて、類語や共起語を入れることでSEOを意識しつつ、読みやすさを一番に考えて記事を作っていきましょう。

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